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1.  約束(1972) 《ネタバレ》 
さいきん「美熟女」という言葉を知ったが、日本映画史上の最高の「美熟女」はこの映画のヒロインを演じた岸恵子だろう。――いや、彼女を「美熟女」なんて呼ぶのはやはり失礼だ。『約束』の岸恵子は日本映画史上の最高の「美淑女」である。  いつもそうだが、この映画が始まると私は即座にショーケンに変身する。 そして40年前の「特急しらゆき」に乗車するのだ。私と 美淑女 は、一緒に日本海沿いを北上し、南下する。  この小旅行には岸恵子 との接吻がついている。。。。。 接吻と言っても、ドサクサの際の接吻である。『約束』のヒロインは女囚だ。ちゃんと監視員がついている。 それから後の私は、岸恵子の手をこっそり握るだけしかできない。――しかし、この束縛が私たちのエロスを昇華させる。饒舌だった私は、だんだん無口になる。そして突然の、遣る瀬ない大団円。  私は、ホーッと溜息をつく。 それからDVDを取り出し、日曜日のコーヒーを啜る。
[DVD(邦画)] 10点(2016-01-11 17:26:31)
2.  戦争のはらわた
これは反戦映画ではない。むしろ、その対極を指向するバイオレンス映画だ。 どのように否定してみたところで、暴力は、人間の関係性の中に、確実に、恒常的に存在する。ペキンパーはそのことを認識しているから、虚飾的な戦闘場面は撮らない。戦場本来の、ありのままの凄惨、ありのままのグロテスク、ありのままの滑稽、そしてありのままの美を描く。 それにしても、ジェームズ・コバーンはカッコ良すぎる。ラストシーンのあの哄笑を覚えているかい? ―― 男として生まれた以上、一度はああいうふうに笑ってみたいものだ。でも、たぶん、それは無理。  追記1 化石時代の話であるが。。。。。 何という映画雑誌だったか忘れたが、サム・ペキンパーが前代未聞の戦争映画を撮っているという記事が特集された。『ワイルドバンチ』以来の Bloody Sam 崇拝者である私は、心が震えた。 この特集には監督自身のインタビュー記事が掲載されていて、その中で、劇作家であり、人類学者でもあるロバート・アードレイの著作に、最近の自分は影響を受けていると語っていた。そこで私も、この映画の封切を待つあいだ、アードレイを一冊読んでみた。おもしろかった。本の題名は、『アフリカ創世記 ― 殺戮と闘争の人類史』。  追記2 『戦争のはらわた』という邦題は、実に「言い得て妙」である。皆さま方には評判が悪いようだが、私は好きだ。
[映画館(字幕)] 10点(2015-12-06 11:11:21)(良:1票)
3.  仁義なき戦い
○謝肉祭という言葉が実感として伝わってくる流血カーニバル。  ○人間として生まれた以上、誰も逃げることのできない権力構造。その実体を見事に描ききった傑作。  ○役者も凄い、監督も凄い、音楽も凄いが、忘れてならないのは笠原和夫の脚本。脇役も含め、登場人物のすべてがそのセリフによって躍動する。
[映画館(邦画)] 10点(2015-07-17 10:10:56)
4.  砂の器
暗くて、重くて、救いがない。
[映画館(邦画)] 10点(2015-06-07 19:18:55)
5.  修羅雪姫(1973)
B級映画にはB級採点が許される。  A級オトコかZ級オトコか、あるいはS級オンナが登場すればそれでいいのだ。
[DVD(邦画)] 10点(2015-04-26 23:52:19)(良:1票)
6.  忍ぶ川
○志乃の役、サユリさんではなくてコマキちゃんで良かった。 おかげさまで観音様の美乳をタップリ拝観することができました。 ○この映画、志乃の優しさと、美しさと、言葉遣いが三位一体となって、極上のエロスが醸成されています。 「エロ可愛い」ではなく「エロス美しい」映画です。 現代の若者の嗜好に合うかどうかはわかりませんが、ぜひ一度ご覧になってください。 ○↓ 下の、「川島雄三監督の『洲崎パラダイス・赤信号』が見たくなってきてしまった」と仰った方、激しく同意です。 ○↓ 下の、「昔の日本映画で舞台になった東京の風景を、暇な休日とかにテクテク歩いて探してみるのが結構好き」と仰った方、地方生活者にとっては激しく羨ましいです。
[映画館(邦画)] 10点(2015-02-15 13:42:39)
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