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プロフィール
コメント数 87
性別 男性
年齢 32歳
自己紹介 採点は甘め。
でも、10点は特別に好きな映画にだけ。

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1.  ジングル・オール・ザ・ウェイ
子供の頃はこれをコメディ映画だと思って、ゲラゲラ笑いながら観ていた。  社会人となった今なら分かる。これはドキュメンタリー映画である。 親としての威厳を保ち、妻からの信頼を取り戻すためなら手段を選ばない、そんな男のドキュメンタリーなのだ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2021-09-14 22:53:42)
2.  フロム・ダスク・ティル・ドーン
映画はアートであると同時に商品でもある。仮に映画そのものの評価が低くても、観客動員数が良ければその映画は成功と言えるのだ。 興行収入を上げることのみに力を注ぎたいのなら、必ずしも「面白い映画」を作る必要はなく、「面白そうな映画」でもいいわけである。 面白そうな予告編やあらすじに釣られて観てみたら、内容がスカスカだった・・・という経験をされた方は少なくないだろう。そういう映画の中には、あくまで「面白そうな映画」として作られただけのモノもきっとあるはず。  だが、本作は違う。実際に映画を観ないと体験できない楽しさと驚きを与えてくれる。他人からあらすじを聞いただけでは味わえない面白さがちゃんとある。 タランティーノやロドリゲス率いる製作陣が「面白い映画」を本気で作ろうとしていたのが分かる。「どうやったら観客に楽しんでもらえるだろう」と趣向を凝らして作っているのが画面からみっちりと伝わる。  これは観た人全員が満足するかは分からない。後半のバカバカしさに乗れない人もいるだろう。しかし、観ている最中から心を鷲掴みにされて、見終わる頃には本作に愛着が沸いてしまう人も多いはずだ。 バカバカしいけどアツい映画。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2021-07-16 22:41:46)
3.  いとこのビニー
笑えて為になる法廷コメディ。  裁判の慣習とか、弁護士と検察の駆け引きや戦術など、いろいろと勉強になる。 自分は法の世界とは全く無関係な人間だけど(笑)  「二次提案」などの法律用語も出てくるし、こういうウンチクを詰め込んだ映画は結構好き。  ペシ「俺の巧みな話術で検察から資料のコピーを全部貰ったぜ!」 トメイ「バカ!弁護士から要求があったとき、検察は全ての情報を開示する義務があるのよ」 ペシ「え~?!」 ↑この場面なんて『世界一受けたい授業』のVTRみたいで面白かった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-10-25 18:26:40)
4.  ホット・ショット 《ネタバレ》 
ベンソンさん、不死身かよ!
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-05-23 12:06:52)
5.  おつむて・ん・て・ん・クリニック 《ネタバレ》 
鑑賞中、マーヴィン医師がだんだん可哀想に見えてくるが、これも当然の結果だと思う。彼はクソ野郎なのだ。 映画の中では描かれていないが、おそらく以前から精神的に病んでいる人々に自分の本を売りつけて、高い診察料を巻き上げていたのだろう。彼は患者を食い物にしていて、自分の成功のことしか考えていない。自身の患者が自殺したという電話を受けたときも「ま、僕らの休暇には関係ないことだから」とこれっぽっちも気に留めずに眠りについていた。  そんな金のことしか頭にない医者を討伐するために現れたのが、ボブ・ワイリーである。病気を持った人間から金をむしり取る心無い医療界にメスを入れるために立ち上がった彼は正義の味方なのだ。そう、この映画、実はヒーローものでもあるのだ。  マーヴィンは「ボブのせいで何もかもがメチャクチャだ!」と嘆くが、ボブが登場してから彼の家族は明らかに以前より幸せそうだし、ボブと揃って出演したテレビ番組はクルーからも視聴者からも好評だった。マーヴィンと違ってボブは周りの人間を笑顔にできる力を持っている。   これまでの悪行の罰として、マーヴィンが病人から巻き上げてきた金で建てた豪華な別荘は派手に爆破される。そもそも爆弾でボブを殺そうとしたわけだし、全てマーヴィンが悪い。
[DVD(字幕)] 8点(2016-05-21 10:09:56)
6.  ホット・ショット2
全力でふざけているので、観ていて気持ちが良い。数々の映画パロディはもちろん面白いし、とにかくあの手この手でいろんな角度から様々なボケを連発していますね。5秒に一回はボケてたんじゃないかな。笑いに対する貪欲さが凄まじかった。  チャーリー・シーンの男前っぷりとバレリア・ゴリノの可愛さのおかげで更に面白く感じられた。世の中、顔なんだなと妙に納得してしまった瞬間であった。
[DVD(字幕)] 7点(2016-05-19 08:53:37)
7.  モール・ラッツ
シリアスな映画を立て続けに観た後や、皆が称賛している映画を観たけどピンと来なかった後に、こういうのを観るとホッとする。コメディって良いよなぁ。楽しいって良いよなぁ。  僕は子供の頃、“ルーニー・トゥーンズ”や“トムとジェリー”などのアメリカのギャグアニメが大好きでした。ケヴィン・スミスの映画を観ていると、ちょうどその頃の自分に戻ったような感覚になります。細かいことを考えずに、食い入るように画面を観て、ただただキャッキャ笑う。心が優しくなる。  ケヴィン・スミスの映画にはお馴染みの俳優やキャラクターたちが毎回のように出てくるんだけど、これも観ている者に安心感を与えてくれる一つの理由。 彼の創ったあの世界が、僕を笑顔にしてくれる。気分が落ち込んでいるとき、ジェイとサイレント・ボブのことを思い浮かべると、ちょっとだけ元気になる。大好き。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-05-15 14:45:51)
8.  バートン・フィンク 《ネタバレ》 
一度ハマったら抜け出せない、そんな中毒性のある映画。  大手映画会社のオファーで脚本を書くことになった作家のバートン・フィンク。 普段は労働階級の『普通の人々』を描いているバートンだが、今回はとにかく書けない。 『ブラッド・シンプル』から10年も経たずして世界的に評価されたコーエン兄弟・・・彼らもいろんな著名映画人からアプローチを受けたのだろうけど、創作に苦しんでいたのだろうか。 二人が抱いていた苦悩がバートン・フィンクに投影されているようだった。  バートンは自分を崇高な存在だと思っているようで、彼のいう『普通の人々』も含めて周りの人間を見下してる気がするけど、これもコーエン兄弟が自分たちがそうなってしまっていると感じていたのだろうか。 観ていていろいろなことを想像させてくれる映画。  チャーリーを演じるジョン・グッドマンが強烈。 彼は一体誰なんだろうか。もう一度観ないとなー。
[DVD(字幕)] 8点(2016-05-11 20:26:32)
9.  ファーゴ
笑える怖い映画。というより、怖いコメディ映画か?とにかく不思議な空気が常に画面の中に漂っているようだった。笑いと狂気がここまで共存している映画はあまり観たことがない。しかも、笑いと狂気のどちらにも偏っていない。それどころか、笑いが怖さを増幅させ、その恐怖がまた滑稽に見えてくる。でも、めちゃくちゃ笑えるとは言えないし、スゲー怖いわけでもない。個性溢れる登場人物たちは皆、愛らしくもあり憎たらしい。一面に広がる白い雪景色は冷たく厳しい印象を与えるが、愚かな人々を優しく見守る寛容さも仄かに感じられた。  そんな中、フランシス・マクドーマンド演じる婦人警官だけが唯一、明るくて優しくて強い。癖のあるキャラクターが次々に出てくる中、映画の中盤から登場する彼女の存在感が際立つのは、このコントラストによるものなのだろう。  「コーエンで一番好きなのは?」と訊かれたら“バートン・フィンク”や“バーバー”と答えるが、「最高傑作は?」と訊かれたら、やはり“ファーゴ”なのかもしれない。  役者たちのハマりっぷりも本作の大きな魅力だ。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-05-09 16:21:44)
10.  レザボア・ドッグス
久しぶりに観ましたが良いですねぇ。カッコいい。チョイ悪(どころじゃないんだけど)なおっさんたちがあーだこーだ喋り続けるのがクールに見えて仕方のない不思議な映画。宝石店強盗を数日後に控えた男4人が車の中で「あのドラマに出てる女優誰だっけ?」みたいなことをべちゃくちゃ喋るシーンとか大好きです。あいつらに憧れるわー。この映画観ているだけで自分もカッコよくなってる気がしてしまう。映画が終わり、現実に引き戻され、実際の自分のダサさを思い出しても、「この映画が好きな俺はカッコいい」というこれっぽっちもカッコよくないことを考えながら、満足します。暴力的だけど、どこか洒落ている、皆の隠れ家的な一本です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-10-05 14:32:33)(良:1票)
11.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 
自分の身にも起こりかねない物語は数多くありますが、これほど身に迫るものは初めて観ました。ハンクたちは当初、外部にバレることを警戒していたはずなのに、結局は内輪のトラブルでピンチに陥ったのが面白い。普通の逃走劇になるような設定を逆手に取っていますね。典型的な『優しい隣人さん』だったハンクが何回も引き金を引くことになったのは怖い。「あの人がこんなことを!?」と驚くことはよくありますが、僕も貴方も誰でもいつだって彼のようになりえる。人殺しをする自分はすぐ隣にいる。説得力のある映画でした。前半、顔面パンチしたくなるほど観ていてイライラするジェイコブでしたが、映画終盤の彼には泣かされました。
[DVD(字幕)] 7点(2015-05-13 21:53:37)
12.  パルプ・フィクション
ジョン・トラボルタが投げキスするのを真正面から撮ったシーンがあります。これがめちゃくちゃダサいのに、めちゃくちゃカッコいいんですよ。「カッコいい」と「ダサい」は表裏一体どころか、ほぼ同質なのかなと思いましたね。この映画が全体的にそんな感じでした。「どんな感じだよそれ!」と思った方も居られると思います。そんな方々は是非見てください。見ると分かります。分かると思います。とっても馬鹿らしくて、最高にクールな映画です。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-04 18:30:20)
13.  フォーリング・ダウン
とにかくキレまくる『 D-フェンス』という中年男の人物像と過去、そして目的を小出しにして見せていく演出にグッと引き込まれましたね。何をされてもどんなことを言われても怒りを抑えるロバート・デュヴァルとの対比もナイス。笑えるシーンが沢山あるのですが、そこには「怖さ」も含有されています。「笑いと恐怖は紙一重」という言葉がありますが、まさにそれです。後がなくなり、文字通りフォーリング・ダウンしていく人間をこれほどまでにおかしく、そして恐ろしく描いた作品はあまりないのでは?人種間の対立や思想の対立も描いており、これらが排他的な「怒り」に繋がることも指摘していると考えられる。かなりの秀作だと思います。
[DVD(字幕)] 10点(2014-11-30 23:24:44)
14.  マグノリア
月に一回、この映画でルイス・ガスマンを演じたルイス・ガスマンのことを思い出してニヤニヤしてます。やっぱりねー、映画は私的なものが一番だと思うんです。この映画では沢山の人物が登場しますが、そのうちの半分は監督の性格と自身の経験をモチーフに創り上げられていて、残りの半分は自分の身の周りにいた人たちを参考にしていると思います。パーソナルな気持ちを前面に押し出したアートはグッと来るし、そのパーソナルさに共感できれば、親友の話を聞いているようで、物凄く濃い時間を過ごせるんですよね。大好きです。天気の悪い休日には「またアイツらに会いたいな」とこの映画のことを想います。
[DVD(字幕)] 10点(2014-11-30 23:15:14)
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