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プロフィール
コメント数 710
性別 男性
年齢 55歳
自己紹介 観た映画はできるだけ褒めたい。

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1.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 
一度観て、うなった。もう一度観たいと思いながら時間が経ち、二度目の鑑賞。 いや、二度目でもちゃんと面白かった。むしろ二度目の方が良かったかもしれない。 戦後間もない時期という時代設定が、今あるもので立ち向かおうとするやってやろうぜ精神に火をつけてくれる感触。だってとどめを刺すのが震電なんだから、心が震えない訳ないじゃないか。 配役も抜群だった。無駄な登場人物が全くおらず、素直に映画の世界に入り込めた。 中でも佐々木蔵之介。演技がくどいんだけど、彼のくどさが映画をピリッとさせていると感じた。ゴジラが倒せず、誰もが絶望的になった瞬間に無音にして震電を突っ込ませるくさい演出とか、爆風で吹き飛ばされたノリコが実は生きてたとか、そんなのも含めて、日本のSF映画の可能性を感じさせてくれた映画だった。 これがゴジラだ、ハリウッド。
[映画館(邦画)] 9点(2024-01-02 18:48:16)(良:2票)
2.  リバー、流れないでよ
この映画を観ながら思ったことは、映画ってほんとはこんな風に楽しむものなのじゃないかと。 最初から最後まで、終始劇場内の笑い声が絶えることはなく、その空気と時間を楽しむ心の余裕が心地よかった。 一人で家で観ても、きっと映画の面白さが損なわれることはない。 でも、劇場で見知らぬ人たちと、映画を楽しみ、心から笑う。 そんな稀有な経験を久しぶりに得ることができた。 もちろん映画としての面白さは、さすがヨーロッパ企画。 いや、いい映画だったな。劇場で観たい映画。
[映画館(邦画)] 9点(2023-08-18 10:22:44)
3.  インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 《ネタバレ》 
インディはやっぱりこうでないと、というワクワクが止まらない冒頭シーン。 若かりしインディはCGの成せる技かもしれないが、いんだよ、それでも。 謎解きの楽しさは相変わらずだけど、高齢のインディの代わりに活躍するのが女性、というのが今時なのかもしれない。 インディの跡を継ぐのかと思われた息子は戦死して、妻とも別居。 終盤でアルキメデスの時代に残ったままだったら、たぶん私は一生この監督を恨むことになったと思う。そんなの悲しすぎるぜ。 ラストでマリオンが出てきた時は涙腺が崩壊しそうで参った。 このシリーズのヒロインは、やはりマリオンをおいて他にない。 中学生の頃から40年、このシリーズが大好きだった。 もう観られないのはさみしいけど、リアルタイムに映画館で楽しめたことに感謝したい。 いや、いい映画。
[映画館(字幕)] 9点(2023-07-27 15:07:29)
4.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 
のっけから「ライトフタッフ」ばりのマッハ10越え。墜落し、水を求めたレストランでの男の子の「地球だよ」には笑った。 マーヴェリックを観る前に一応前作も復習を兼ねて観たのだが、まあ脚本がひどかった。若かりし頃は気にならなかったけど、年取って観ると、トムと音楽だけに頼った作り。 で、マーヴェリック。 いや、面白い。あっという間の2時間。 冒頭の空母から飛び立つ戦闘機のシーンで「トップガン・アンセム」が流れるだけで鳥肌が立ち、続く「デンジャーゾーン」でしびれて、完全に映画の世界観にどっぷり入り込んでしまった。 トップガンの若者達に課されるミッションには、正直言って説得力もないし、現実味も感じられないけど、要は難しければよい、ということ。 若きパイロットを死なせたいために、選択すべきミッションを身をもって実行し、司令官をうならせるシーンにはやはり胸が熱くなった。 KAWASAKIを愛するトムがGPZからH2に乗り換えつつ、F-18からF-14に戻るシーンには完全にやられた。現役を退いた旧式のF-14なんか出るわけないよな、とあきらめていたおっさん達に、見事なサプライズ。その手があったか!わかってるじゃないか、監督。 そして映画に花を添えるヒロインは、ジェニファー・コネリー。前作のヒロインがタイプではなかった私には、これも嬉しいキャスティング。 普段はドアを閉めて家に入る彼女が、ドアを開けたままにする憎い演出。 トムも音楽も素晴らしかったけど、このマーヴェリックはストーリーも面白かった。 いや、控え目に言って最高。 もう一回映画館で観たい。そんな映画。
[映画館(字幕)] 9点(2022-07-30 11:00:42)(良:1票)
5.  ラーゲリより愛を込めて 《ネタバレ》 
シベリア抑留の厳しさがどれくらい真に迫っていたかには疑問符がつくものの、家族と離れ離れになった男たちの苦悩は伝わってきた。 決して希望を失わない、二宮君演じる山本に敬服。前向きに生きようとする彼の言葉は、どこか有島武郎の「小さき者へ」を思い出させる。 山本のダモイが果たせないことは予想がついたものの、やはり帰してやりたかった。 彼の死を知った北川景子演じるモジミの慟哭は有無を言わせぬ迫力があり、「嘘つき!」と叫ぶ彼女の心の痛みが、スクリーンを通じて胸に突き刺さった。 そしてその後の遺書を記憶するシーン。 これは予想外だった。 確かに、文字を残すことはソ連の罪を暴露することにつながる恐れがあり、当局としては絶対に許せないところだろう。 没収につぐ没収。 ならば記憶するしかない。 山本を慕う仲間たちの思いがやるせなくて美しくて、泣けて仕方なかった。 安田顕も良かったが、中島健人君が特に良かった。読み書きを教えてくれた山本に対する思いが伝わる、本当に胸が熱くなるシーンだった。 最後の山本とモジミが海岸で二人並んで、思いを伝え合うシーン。北川景子の表情が抜群で、これをラストに持ってくるのも憎い演出。 そこで終わっても充分戦争のむなしさや、愛する人を思う気持ちの尊さは伝わっていたと思うのだが、なぜか二人の息子として登場する年老いた寺尾聡。 これは寺尾聡の無駄遣いだし、蛇足だよ。くどい。 もう少し観る者の感性を信じて欲しかったかな。 でも、いい映画だった。
[インターネット(邦画)] 8点(2024-06-16 14:59:50)
6.  隣人X 疑惑の彼女 《ネタバレ》 
雑誌記者の男が、良子に惹かれながらも、祖母を施設に入れるお金のために彼女の父親を売る苦悩が弱い。頭を下げて謝罪する姿勢は真摯でも、そこに至る彼の苦悩の描かれ方が観る者に伝わって来ず、単に良子を裏切った、という点だけに焦点が当たってしまったのは残念。そこがあれば、その後の良子との復縁にも納得がいったと思うのだが。 結局誰がⅩなのかなんてことはたいした問題ではなく、どのように生きるか、人と接するかを考える映画かな。 本作の上野樹里も相変わらずの安定感で、力の抜けた妙齢の女性を上手く演じている。寂しく笑う表情とか、時々見せる芯の強さを秘めた瞳とか、この人はとにかく魅力的。 まあこれは個人的な好みなんだけれども。 そこに加点。
[インターネット(邦画)] 8点(2024-06-16 14:19:35)
7.  パスト ライブス/再会 《ネタバレ》 
恋人もちゃんといたはずのヘソンは、やっぱりノラが一番好きなんだって気づいたのか、それとも気まぐれでニューヨークへ行ったのか。 人生のちょっとした隙間に、かつて愛した人のことを思い出すのは理解できる。 愛し合っていたならなおさらそうだろうけど、本作の場合は、恋すら始まっていなかった幼馴染を忘れられない設定。 それは大いなる勘違いで独りよがりだよと言ってやりたい気もするが、なにせヘソンがいい奴過ぎて、まあやるだけやってみろよと背中を押したくなってしまう。 そしてノラの夫のアーサーも底抜けにいい奴で、最初から白旗上げて二人の再会を見守るって、なんだか切ないけど、でもきっと自分でもそうしてしまうだろうなと思わされてしまった。 ニューヨークでの再会は、心の距離が近づくにつれてカメラも二人に近づいて、お互いの表情が読み取れるようになるのは憎い演出。 ラストの「その時にまた会おう」は、最近の映画のセリフの中で一番ぐっときたかな。 いや、佳作。
[映画館(字幕)] 8点(2024-05-03 13:21:21)
8.  春に散る 《ネタバレ》 
いやこれぐっと来たなあ。 とにかく佐藤浩市の存在感がとんでもないんだよ。流星君も環奈ちゃんも鶴太郎もみんな良かった。窪田君もこんないい役者だって知らなかった。正直見くびっていたけど、この映画での窪田君は素晴らしい。流星君の引き立て役としてはまさに完璧。 試合のシーンも迫力があって、実際に殴り合っているようにしか見えなかった。 半端なままでで終われない、日陰者たちの意地が美しい映画。 役者が本気でやってる映画ってやはり力がある。 人生の新たなスタートを切る人に観て欲しい映画かな。
[映画館(邦画)] 8点(2024-03-24 12:48:55)
9.  ザ・クリエイター/創造者 《ネタバレ》 
鑑賞後に、時代があらたな局面に入っていることに感慨を抱かざるを得なかった。 ターミネーターのスカイネットは、人類を排除しようとする完全なる「悪」として描かれていたが、あの時の「AI」はほとんど空想の世界だった。 しかし、「AI」が現実のものとして世の中に存在する現代では、「悪」として描くことはもうそれこそ現実的ではない。いかに共存していくか。 その切り札となる少女を消すのか消さないのか、そこに親子の情を入れ込んでしまったのは残念。自分と愛する女性の遺伝子を組む少女なら、それはAIとの共存云々の話ではなく、我が子を守る親子の話になってしまう。結果、主人公の少女を守るのか消すのかの葛藤が重みのないものになり、人類とAIの共存というテーマがぼやけてしまった気がした。 STARWARSシリーズ中、「ローグワン」を一番愛する私としては、この監督に期待するところ大だったのだが、そこの部分だけが残念。しかし、映画として非常に面白かったのは間違いない。ラストで妻の記憶が入ったUSB?を使って再会させるなんて、なんて憎い演出。良かったなあと素直に思えたシーンだった。
[映画館(字幕)] 8点(2023-11-12 19:08:08)(良:2票)
10.  ジョン・ウィック:コンセクエンス 《ネタバレ》 
そうか、もうこのシリーズは観られないのか。 終わった瞬間に萌したのはそういう感情。 もうほとんどストーリーなんてそっちのけで、ひたすらキアヌのアクションを楽しむ。 真田広之とドニー・イエンという現アジアの最高峰のキャストを迎えて、アクション任侠映画としては、もういうことない出来。 俯瞰でみる曳光弾的なライフルの演出も面白い。いや、そういう画が観たかったのよ。 パラベラム辺りから、ちょっとそれは虫が良すぎるんじゃないかと思い始めていたが、今回も旧友を死闘に巻き込む自己中な展開。 コンセクエンスを受けたのは、実は掟を破りまくったジョン・ウィックだったのかもしれない。 だから、この辺りがきっと潮時なんだろうね。 アクション映画の世界にその名を刻むであろうシリーズのラストを映画館で観られたことに感謝したい。
[映画館(字幕)] 8点(2023-10-18 15:53:55)
11.  シャドウ・イン・クラウド 《ネタバレ》 
冒頭からスパイ臭さ全開で登場するギャレット。 彼女が極秘任務として抱えるケースにはいったい何が入っているのか。よく見ると空気穴のようなものが見えるが…。 暖機運転もあまりせず、早々にグレムリンが登場するテンポの良さがいい。グレムリンが機体を破壊するシーンは、多くの人がトワイライトゾーンを想起したんじゃないかな。しかしここからがこの映画の真骨頂。 ギャレットがイーサン・ハント並みのアクションをド派手に演じ、極秘任務のケースに入っているのはまさかの赤ん坊。想定外のことが次々起こるし、初っ端から出し惜しみせずにグレムリンの姿も露出。まあこの辺り、映画の主眼が怪物じゃなく、女性の強さを描くことにあるからなんだろうな。日本軍のゼロ戦が変に悪役にされてないところも好印象。 子どもだとばかり思っていたクロエ・グレース・モレッツも、いまやすっかり大人の女性になって、若い男から憧れの対象として見られる歳になったんだなあと少々感慨深い。 ラストでグレムリン相手に生身で格闘するシーンもスカッとして最高。 ただ、赤ん坊の父親は出てこない方が良かったかな。なんだかパッとしない男だったし、ヒロインの相手役としては完全に力不足。ギャレットが一人で奮闘!の方がしっくり来たかも。 まあそれを差し引いても映画としての面白さは損なわれることはない。 クロエ、やっぱりいい女だなあ。そこに加点。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-08-07 08:12:15)
12.  罪の声 《ネタバレ》 
あの事件で自分の声を録音された子どもは、今どうしているんだろう。 あの当時はそんなこと思いもしなかったのだが、この映画を観て、彼らのその後を考えずにはいられなくなった。 父と姉を殺され、母親を見捨てざるを得なかった少年の転落の人生。 翻訳家になる夢を断たれ、命まで奪われた少女。 大人になるまでその事実を知ることなく、幸せに暮らしてきたテーラー。 革命家たちが言う「正義」のなんと薄っぺらいことか。 記者として彼らの人生を取り戻させようとする小栗旬の演技は素晴らしかったし、脇を固める俳優陣も渋い人揃いで良かった。のだが。 ただ一つ、宇崎竜童はちょっと疑問符が付く。革命家然とはしているものの、自らの行動に疑いをもたない愚かさがやはり伝わらない。そこだけが残念。
[インターネット(邦画)] 8点(2023-02-08 09:55:03)
13.  007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 《ネタバレ》 
衝撃のラストと言ってもいいのではないか。 タイムボカンシリーズで正義の味方が悪に敗れた時くらいの驚きがあった。 世界を救うためのミッションを完遂し、仮にボンドに島を脱出する時間が残っていたとして、彼は果たして脱出しただろうか。 愛する妻と娘を抱きしめることができない人生に何の意味がある? ダニエルボンドにしびれ続けてきたけれど、今回は最高にしびれた。 彼一人に世界の運命を背負わせるのはちと酷な気もするが、ボンドの死の代償はそれぐらいでかくないと割に合わない。世界を救ってもらった代わりに、我々はジェームズ・ボンドを失うのだ。 かっこよかったぜ、ダニエル・クレイグ。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-21 08:01:57)
14.  ザ・メニュー 《ネタバレ》 
いや、すさまじい緊張感。こんな映画久しぶり。 シェフが手をたたくたびに、観てるこっちもびくっとなっちゃって、みっともないこと甚だしい。 異常なんだけど、最終的に食材(と言っても誰も食べないんだけど)になることを認めているというか諦めているというか、そんな気持ちになっちゃうものかね。 全てがシェフの考案ではなく、客を食材にしてみんな死んじまおうというのが副料理長の提案だったのはちょっと不満。彼女に謝罪するシェフが太ももを刺された時、局部刺されたの?って思ったのは私だけじゃないと思うのだが、そこまでぶっ飛んでなかったのもちょっと不満。 リアリティがないようであるような。 ただ、エンターテインメントとしては極上。 アニャ・テイラー・ジョイ、いいね。
[映画館(字幕)] 8点(2023-01-04 13:18:46)
15.  ガンパウダー・ミルクシェイク 《ネタバレ》 
凄腕の女殺し屋って、男がだらしなさ過ぎておまけに馬鹿野郎だから強いのか弱いのかよくわからなくなってるのがちょっともったいない。 アクションは切れ切れで設定も秀逸。 特に両腕が麻痺した状態で助け出した女の子を相棒にしてカーアクションって、想像もできない展開でワクワク感が止まらない。 「ジョン・ウィック」と同じように銃を持ち込めない神聖な場所?的なダイナーも悪くない。アクションに難ありな感じの図書館の女性たちの活躍シーンがスローモーションになっているのは、意図したかどうかわからないが、じっくり堪能できるのでむしろ高評価。 シリアスになりそうでならない微妙な匙加減がなかなか面白かった。 主役の女殺し屋もはまり役じゃないかな。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-12-30 13:10:40)
16.  護られなかった者たちへ 《ネタバレ》 
東日本大震災と生活保護をテーマに映画にしようとすると、観る方も少し身構えてしまうと思うのだが、この映画はサスペンス要素を入れることで、鑑賞者を増やし、その点で成功していると思う。 野外ステージのシーンで語られたことが何だったのか最後に明らかになるのだが、彼の人間性を表すいいセリフだった。「殺されていい人間なんていないんだ」は震災で大切な人を失ったからこそ出る言葉だったのだろう。 佐藤健という俳優を少し見くびっていたのだが、本作で見事にその印象が変わった。役柄でどんな人間でも演じることができる稀有な役者だと思う。すばらしい。 そして倍賞美津子。この人の存在感は絶大で、歳を重ねるごとに彼女の持つ包容力や安心感が増している気がする。二人の役者に加点。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-12-26 09:42:03)(良:1票)
17.  ラストナイト・イン・ソーホー 《ネタバレ》 
これは映画館で観るべきだった。もったいないことをしたと後悔。 とにかく主人公のエロイーズが魅力的で、もうそれだけで映画として成立してしまいそうな勢いがある。筋立てもスリリングで、しかも想定外の幕切れ。 サンディのために犯人を捕まえようとするエロイーズを阻止しようとする亡霊たち……かと思ったら、全くの見当違い。いや、やられた。あの亡霊たちは、サンディの罪を暴こうと躍起になってたのね。 さすがエドガー・ライト。今回はコメディに寄せず、正統派のホラーで攻めてきた。 いや、いい映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-09-23 14:47:37)
18.  ラストレター(2020) 《ネタバレ》 
手紙って、時間がゆっくり流れる感じ。 そういえば、しばらく書いてないが、もう何年になるだろう。 乙坂が送った手紙を、ずっと大事に持っていた未咲。 未だ咲かないって名前、切ないなあ。 その手紙を読んだ娘の鮎美が、「もうちょっと早く来て欲しかった」とこぼした涙もなんと切ないことか。 鮎美への遺書は、乙坂が自分を訪ねてくることを予感していたのかな。 大人になった未咲を出さず、昔の写真だけにしたのは良かった。 あらためて広瀬すずなる女優の存在感が際立っていることを感じた映画。 彼女は日本映画界の宝だと思う。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-08-02 12:34:20)(良:1票)
19.  ブラック・フォン 《ネタバレ》 
電話線の切れたダイヤル式の黒電話が鳴る。 それだけでなんだか胸躍る一本。 スマートフォン全盛のこの時代にあって、黒電話を使ったホラーを撮ろうと思ったら、時代設定を戻すしかない。 なにせスマートフォンにはない怪しい力が黒電話には確実にある。そのこともなんだか不思議。 弱々しかった男の子が、ラストシーンで振り切った感じになるのは非常に心地よい。 「悪魔のいけにえ」なんて映画をリアルタイムに語らせるのも憎い演出。 そしてなんと言っても妹役の女の子。 何もしてくれない神に文句を言うシーンなんて微笑ましくて最高。 単なる猟奇殺人犯との対決で終わらせない要素がてんこ盛りで、とにかく面白かった。 いや、良作。
[映画館(字幕)] 8点(2022-07-20 18:50:29)
20.  ブラック・ウィドウ(2020)
「アベンジャーズ」、一作も観ていない。観たことあるのは、「アイアンマン」の一作目のみ。 でも、この映画は観たいなと思い鑑賞。 なぜってスカーレット・ヨハンソンがカッコいいからに決まってる。 で。 やっぱり最高にしびれた。 他の作品も観ておいた方がより楽しめた感じはかなりするが、観てなくてもカッコいいのに変わりなし。 しかし、レイチェル・ワイズが母親役、には正直参った。 そりゃ私も歳取るはずだわ。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-05-08 11:37:17)
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