1. テラフォーマーズ
かなりハードルが下がって見たこともあってか、「あれ、普通に見れるじゃん」というのが一番の印象。 ちょっと公開当初の反響は叩かれすぎな気がしました。 私は原作が好きなので、比べると苦笑いな点も多いですが。 特撮ヒーローものぐらいのノリで見れば、映画としてはそれなりに楽しめるものかなと。 映画になったところまでであれば原作のプロットのレベルも高いので、意外と初見の方の方が楽しめるのかなとも思ったり。 ただ、批判されることがある設定の穴は、原作ではしっかり回収されている点も多いです。今作だけで原作が批判されると気の毒ですね。 減点要因としては、伊藤英明の棒読み演技かな…。 三池監督だと棒読みすら、演出として指導してるんじゃないかと勘ぐってしまいますが。 キャストも豪華ですし、気楽に見る映画としては及第点かと思います。 [インターネット(邦画)] 5点(2019-01-03 13:36:00) |
2. ジグソウ:ソウ・レガシー
意外と評価が低くてびっくり。自分は初代ソウと同じ点数をつけました。それぐらい楽しめた。 ホフマンやらジルやらゴードン先生やら、ゴテゴテしすぎた人物相関から解き放たれた分、すっきりまとまった作品になった気がします。 やっぱり登場人物は、冷静にクリアしようとする真人間が多いと感情移入しやすいですね(本当の真人間はほぼ出てきませんが)。2以降はパワーでのごり押し場面やそういうキャラが多くて、死んでも「あっ、そう…」という感想になることも多かった気がしますので。 過剰なカメラ演出なども少なく、話に入りやすかったのも好印象でした。 ツッコミどころは少なくありませんが、このシリーズのキモとも言える最後のどんでん返しは健在です。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-07-17 13:58:59)(良:1票) |
3. ソウ ザ・ファイナル 3D
《ネタバレ》 ラストがこれかあ…と残念な感じ。 終始チープな殺人アトラクションを見せられて終わってしまいました。もっとソウシリーズの集大成として、1のような静の緊迫感を出して欲しかったんですが…シリーズを通して一番1と対極にある作品になっちゃいましたね。 散々言われてますが、ゴードン先生が協力してる意味が分からないですね。 ジルは死なせるなよ…と思いましたが、ここのレビューを見てあれはあれで良かったのかもとは思いました。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2018-07-07 20:11:22) |
4. ミッドナイト・イン・パリ
うーーん…レビューするか迷った作品。 というのも、自分の教養がこの映画を楽しむレベルに達していない…。めちゃめちゃいいシーン、いいキャラクター、の空気はするんだけど…元ネタが分からないものも多く心からは入り込めず、結果、途中眠たいという事態に。 要所要所やラストなんかはしっかり楽しませてくれるんですけどね。 見る側の問題が大きいので、そんなのでレビューして平均的を下げるのも申し訳ないと思いつつ…。 日本人では見る人を選ぶのも事実かなと思い投稿。 映画全体の雰囲気やストーリーは好きなので、フルに魅力を味わえなかった自分に悔しさもあり。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-06-10 23:28:14) |
5. セッション
《ネタバレ》 まあ、すごいですよね。見終わった時、映画で過去に味わったことのない感覚を覚えました。 こういう種類のカタルシスがあるのかと… 鬼教官の時折見せる人間らしさが、狂気を引き立たせるだけでなく、この先どうなるんだろうと気になっていきグッと映画に入り込ませてくれます。入り込んだまま、息もつかせずあのラストの展開。 忘れられない1本です。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2018-06-10 00:12:16)(良:1票) |