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1.  ゲーム(1997) 《ネタバレ》 
公開時以来に見て素晴らしさを再確認した作品。複雑でありながら,全てをつなげて終わらせる手法は見事の一言。ラストの方で,CRSビルに集められた登場人物が役者として勢揃いしているシーンが一番好き。中華料理のおばさんとか,そういえばこの人いたなと。最後に彼女に空港に誘われて結論を出さない演出もかっこいい。  何一つ破綻なく,ここまで米の一粒,水の一滴もこぼさない映画はなかなかない。間違いなくこれは名作だ。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-07-09 22:48:42)
2.  光の旅人 K-PAX 《ネタバレ》 
2023年現在サヴァン症候群の能力として,誰も知らない公にされていない事実を知る力というものはない。だから,プロートが発揮する能力は,完璧な暦計算や途中ジェフ・ブリッジズが例に挙げた驚異的な視覚的記憶力と再現力,音楽的記憶力などとは全く違う性質の能力だ。考えてみても当たり前だが私の秘密を知る能力をもつ「病人」なんているわけがない。  この映画は地球外生命体(ハードウェアは人間だが,ソフトウェア(意識?)がそれと入れ替わっている)と医者の交流を描いた映画です。プロートが提示する価値観は極めて示唆に富んでいるのですが,英語の発音の容易さを説明する際に「宇宙でも発音が困難な言語」を実際に発音してみせた場面とは違い,惑星間移動方法の説明を求められるシーンと社会秩序の維持方法を聞かれたシーンでは人類の無能さを指摘するだけに留まり,説明に具体性を欠いたのが残念。確かにこの場面だけを見るとプロートの反応はニセ教祖の反応と同じ。というより勘違いで本気で知恵を請いたくなる気分にさせるほどケヴィンスペイシーの演技は素晴らしい。  病院にいる患者も個性的でよいし,プロートが患者を徐々に治癒していく過程はこの映画の主流を構成する一部になっている。音楽も素敵。静かで気持ち良い緊張感が最後まで続く,出会えてよかったと思える傑作です。
[インターネット(字幕)] 9点(2023-05-05 00:03:50)
3.  26世紀青年 《ネタバレ》 
SFコメディ。バカな未来に送り込まれた「普通の青年」という設定が面白い。うーん,やっぱりアメリカはユーモアの素質が突出している。こういう状況で「バカ」はどう対応するかという視点で作られているので見ていて楽しい。さりげない感動もあるが,やはりこの映画の売りは「感動」よりも「ユーモア」。下品とは違う知的な笑いもあり,さながら「ユーモア博物館」のようなオモシロSFだ。これはよい映画に出会った。
[DVD(字幕)] 9点(2020-06-09 21:49:33)
4.  コングレス未来学会議 《ネタバレ》 
現実と幻覚世界を切り替えて構築する世界観が楽しい。現実世界からアニメの世界に切り替わる自動車の運転シーンが特に美しい。単なるディストピアに収まらない意外性があり,ラストはハッピーエンドかどうか考えさせられる。これは傑作だ。
[DVD(字幕)] 9点(2020-06-07 19:52:36)
5.  クリーチャーズ 異次元からの侵略者 《ネタバレ》 
妄想カルト系SF。どうでもよいセリフがあったり,犬が運転する独特の世界観。邦題はズレまくっているが,ヘンな映画好きなら楽しめる。
[DVD(字幕)] 7点(2020-06-07 17:39:10)
6.  ギャラクシー・クエスト 《ネタバレ》 
死神が最期に映画を一本見せてやると言ったらたぶんギャラクシークエストを選ぶ。それくらいこの映画には最高濃度の幸福性が満ちている。  特筆すべき点は、B級SFドラマの役者をメタ視点で描きつつ、その狂信的オタクに重要任務を与え本作の役者に仕立て上げたことだ。全体に漂うB級ムードに騙されてはならない!  落ちぶれたB級役者が魅力的なら展開も魅力的。続編がないのもちょっと寂しい気もするけれどセラヴィ。ギャラクシークエスト、この映画のない人生は味気なさすぎる。
[DVD(字幕)] 10点(2020-04-27 14:04:06)(良:2票)
7.  ツィゴイネルワイゼン
鎌倉妙本寺の総門と二天門の間には,ひとを正気に戻させる何かがある。ツィゴイネルワイゼンの豆まきのシーンでこのお寺が映るから言ってるのではない。  磁場,石や苔,樹木や葉,塗られたペンキ,コンビニ袋。それらを包む空気。「精神」という抽象的なものではなく,それらの物質がヒトに超好ましい影響を与える、その場所の一つが妙本寺なのだ。と,久しぶりに行って体感したのである。  そしてその「正気」とは残念ながら決して「善き現実」だけを見せるわけではない。可能なら遠ざけたい「死」や「理解が非常に難しいモノ」なども直視させ(確実に存在する!),それを鈴木清順は映画ツィゴイネルワイゼン中に結晶化したのであります。これ以上冷徹な映画は他にないだろう。何度も観たくなる。  この映画を観るのは今日でたぶん8回目だ。今回も非常に良かった。ヘルメットを被り,スポーツタイプの自転車で妙本寺に行ったのが再再再再再再再鑑賞のきっかけ。ツィゴイネルワイゼン現代版の撮影で,二天門からヘルメットをかぶって自転車で滑走する場違いで理解不能な異物として自分が参加しているような錯覚を覚えた。  清順ワールド恐るべし。10,10,10,10,10点!!
[DVD(邦画)] 10点(2019-01-20 23:17:48)
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