1. ソラリス
本気でとてもつまらない……。 0点(2003-06-26 22:54:10) |
2. スナッチ
近年まれに観る傑作。ノリノリ、お洒落、映像良し。まぁ、「スティング」のパクリっぽいけどね。その辺は許してあげましょう。 8点(2003-01-20 23:07:08) |
3. リプリー
結構批判されているが、なかなかの作品ではないでしょうか。持たざるもの(リプリー)が全てを持っている人間(ロウ)に嫉妬する描写が良く描かれている。オレ自身ビンボーだから(T_T)なんとなくリプリーの気持ちが分かる。重厚な作品ゆえに「長くてかったりー」と評価するか、リプリー自身に共感しのめりこんでいくかで、好き嫌いがはっきり分かれる映画。とりあえずお勧め。 6点(2003-01-20 23:00:26) |
4. ギャング・オブ・ニューヨーク
アメリカのための映画だと思った。あんまり歴史を知らないから、ふ~ん。。と思いながら結構楽しめたけど。それにしても日本映画の宣伝のウソに、またまた苛立ちを覚えた。人集めのための宣伝なのかな・・。恋愛映画として見に行った人たち、お気の毒。この点の高さは、ひとえにダニエルデイルイスの演技。素晴らしいの一言!・・演技じゃないね、ホンモノだった! 9点(2003-01-20 01:14:07) |
5. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
アミダラがとにかく無茶苦茶である。「私たちが恋に落ちると破滅的な運命なる」とか理性的な台詞を吐いたかと思えば、翌日にシミ スカイウォーカーを助けに行くというストーリーの展開を無視した変な行動を取っているためストーリーに落ち着きがなくなってしまっている。アナキンもタスケンレイダーを惨殺するシーンは無言でやるより(暗殺者じゃないんだから(^_^;;)もっと感情を露にした方がよりダークサイドに惹かれていくとこが分かし、「オビワンは僕の才能を妬んでいる」と言う台詞より「母を助け出せなかったのはオビワンのせいだ」と言ったほうがオビワンとアナキン対立の図式がはっきりしたはず。台詞の使いまわしが全然駄目。あと、バトルアリーナでお互い好きだと確認しあったのに、アミダラがクローン船から落下したのを救出に行かずオビワンに「デュークを倒す方が大事だ」とあっさり説得されてしまうアナキンってかなり、、、あほ?と、いうかオビワンに背いてまでアミダラを救出に行ったほうがラヴ ストーリーとして成り立つのでは?「今作はラヴ ストーリーの描写が重要。旧3部作にもハンとレイヤのラヴ ストーリーがあったが、あまり重要視して描かなかった」とのルーカスのコメントですが、「帝国の逆襲」のハンがカーボンフリーズで氷付けにされる前のレイアとのやり取りの方がよっぽどまともに描けているし、悲壮感もある。それに比べての今回のラヴシーンはなに?運命とか立場とかばっか強調されて、ラヴシーンじゃないじゃん。「ちょっとしたストーリ展開の荒さを消せばいい映画になったのに」といったとこが感想。「ジャンゴがどういう考えでクローンを提供したのか」とか「デュークはなぜダークサイド住人になったのか」等説明不足の嵐。キャラの感情表現の下手さ、突飛なストーリー展開が目に付いた。デュークとの対決シーン、ジャンゴとオビワンの対決シーンも良かっただけに残念だ。とはいえ、観終わってからも2、3回は飽きなく観れそうなのでSW1とは格段の出来になってはいるのだが。。。要は「ジャージャーやイーウォク等のお子様向けの変キャラが登場しなければSWはある程度面白い」って、ことを証明した作品じゃないでしょうか?そこそこ面白かったとはいえ、EP4、EP5には全然及ばない。アクション映画としては良作、ストーリーは最悪。と、いったところでしょうか。無意味にCG多用しているのもストーリー性が希薄になっている一因ではないでしょうか。あと、気になったのはX-WINGやAT-AT、ミレニアムファルコンの様な魅力的な乗り物が一個もない。R2が空を飛ぶのも興ざめ。メカ担当者はクビすべし。 3点(2002-12-09 13:48:16)(良:1票) |
6. ランブルフィッシュ
コッポラ作品ではマイナーだが、傑作である。あえてモノクロ映像したとこもいいし、作品のキーとなる「ランブルフィッシュ」をあえてパートカラーにしたのがまたにくい演出だ。兄への屈折した思い、兄の弟を思う気持ちがひしひしと伝わってくる。ラストにバイクを走らせて、海辺にたたずむエンディングも非常に分かりやすくてよい。あの頃のミッキー ロークは光っていたし、デニス ホッパーもマット ディロンも最高だ。演出、ストーリー、映像どれをとっても良い。お勧めの一本です。 9点(2002-07-18 23:58:39)(良:1票) |
7. PLANET OF THE APES/猿の惑星
ティム・バートンは大好きなんですが…何と言うか、見事に平板な映画。ラストまでまったく盛り上がりも無く、アクションに胸躍るでもなく、切ないシーンに泣くでもなく、レトリックやユーモアにニヤリとするでもなく。うーん、おもんなかったー。 1点(2001-09-19 15:44:45) |
8. うなぎ
監督の人間性が伝わる映画。ゆったりとした空気のユーモア、父性の象徴たる近所の船大工、母性の象徴たる女性、そして幼児性に逃避した主人公の感情を現実へ引き戻す、自分自身の影でもある自分の過去を知る男。社会の隅っこで生きる人々への限りなく優しい視点。猥雑で優しくて楽しくて切なくて。これぞニンゲン!って感じ。 9点(2001-09-19 15:35:54)(良:1票) |