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最後のシーンで、"Oh shit. oh shit!"と連発してた。どうしよう、自分はどう受け止めればいいんだ?とまごついた。そして涙が止めどもなく出た。挿入されてたミュージカルのシーンはセルマの世界だから、そうして辛い現実からの逃避を測ってるんだから、自分が文句を付けるところじゃないか、と途中から気にならなくなった。ただ、納得が行かなかったのは、セルマの母親としての振る舞い方。あんなに頼りない振る舞いをする母親っているだろうか、なんて考えてしまった。ミュージカルが好きな一人の女性としてならあれで良かったと思う。でも、あれで子どもがいて、その子どもと接してる母親としてのセルマの描写が少なく、後半母親としての場面やせりふが多くなる中、セルマの母親像がはっきりとイメージできなくて困った。でも、騒音の中からリズムを感じて音楽にしてしまうあたり、すごくわかる。それから、ビョーク好きの私としては彼女の歌っているところを少しでも見られたのはとてもうれしかった。何だかんだ言っても見てよかった、いい映画でした。
【mayu】さん 8点(2001-09-25 23:20:45)
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