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日蔭のふたり のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 日蔭のふたり
製作国
上映時間123分
劇場公開日 1997-08-02
ジャンルドラマ,ラブストーリー,小説の映画化
レビュー情報
主人公デュードは過酷な試練に抗って生きているのか、あるいはただ運命に翻弄されて生きているのだろうか?その問いかけには「分からない」としか答えようがないだろう。悲嘆に暮れることはあっても完全に絶望して諦めたりせず、一筋の光明を追い求め転々と移動し続けるが、状況は更に悪くなるばかり。幼少期に追っ払うよう言われてた烏にすら餌を与えてしまうその優しさは、長男のうつむき加減な表情及び年甲斐も無く周囲に遠慮しがちな態度に継承されているが、それゆえに最悪の悲劇をもたらしてしまう。マイケル・ウインターボトムってシリアスな映画ばかり撮ってるけど、本作はそのなかでもとりわけ痛い。影像及びマイケル・ナイマンによる音楽の尋常じゃない美しさも痛ましさを増加させているので、ケイト・ウインスレットのヌードにもあまり興奮できません。
ダイさん 7点(2002-02-19 12:23:49)
その他情報
作品のレビュー数 29件
作品の平均点 5.97点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.52
このレビューの偏差値 54.48
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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