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キッド(1921) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 キッド(1921)
製作国
上映時間50分
ジャンルドラマ,コメディ,サイレント,モノクロ映画,ファミリー
レビュー情報
サイレント時代のチャップリン作品は、どれをとっても素晴らしい。キートンがもはや「人間」を超越した”超現実世界”の住人なら、チャップリンはあくまでこの現実世界に生きる者たちの代弁者であり、そのハートをすくいとる「詩人」だ。中でも本作は、最も純粋で、最も美しいチャップリン映画のひとつでしょう。感動的なシーンは数えきれないけれど、ぼくは、母親と子どもが、お互いを親子だとは気づかないまま街角で出会い、ニッコリと微笑みあうところで、いつも涙ボロボロに…。チャップリンが出演していないこの短い場面は、彼の演出家としての類い稀な才能を実証するものだと思います。まったく、何と言う情感の豊かさ、そしてエドナ・パーヴィアンスの美しさだろう。
やましんの巻さん 10点(2003-11-19 15:37:19)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 119件
作品の平均点 7.95点
作品の点数分布
010.84%
100.00%
200.00%
310.84%
432.52%
521.68%
697.56%
72319.33%
83126.05%
93226.89%
101714.29%
作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 57.78
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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