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僕の村は戦場だった のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 僕の村は戦場だった
製作国ソ連
上映時間94分
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画
レビュー情報
水、火、風、土(草木)という、いかにもタルコフスキーらしいい「物質的想像力」が、この長篇処女作ではやくも全開。物語はいかにも当時のソ連風教条主義的プロパガンダなんだけど(ナチスに母を殺された少年と、赤軍兵士の友情。ああ、ナチス憎し、ソビエト赤軍万歳!…)、そういうストーリーとは裏腹に、タルコフスキーが本当に撮りたいものをしか撮らないという決意が画面から伝わってくる。よくぞやったと思うと同時に、これじゃ当局からにらまれるのも無理はないよなあ…と。とにかく、まだ随分とナイーヴでみずみずしいこの天才の、愛すべき1本。
やましんの巻さん 9点(2003-09-25 13:45:01)
その他情報
作品のレビュー数 31件
作品の平均点 7.52点
作品の点数分布
013.23%
100.00%
200.00%
313.23%
413.23%
526.45%
639.68%
7412.90%
8412.90%
91238.71%
1039.68%
作品の標準偏差 2.24
このレビューの偏差値 52.95
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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