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さらば愛しき女よ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 さらば愛しき女よ
製作国
上映時間95分
劇場公開日 1976-06-12
ジャンルドラマ,サスペンス,ミステリー,ハードボイルド,小説の映画化
レビュー情報
ロバート・ミッチャムのフィリップ・マーローは、原作のイメージからだといささかクタビレ過ぎかも。ただ、だからこそこの、メロウでハードボイルドな世界にぴったり溶け込んでいるんスよね。ディマジオの連続安打記録更新だけを楽しみにしつつ、醜悪な社会の闇(=病み)へと踏み込んでいく探偵マーロー。『三つ数えろ』のボギー以上に、その「諦観」をにじませたミッチャムの存在感に魅せられました。そして、シャーロット・ランプリング! この美しき”ビッチ”な悪女役こそ、彼女のキャリアのなかでも最も輝いたものじゃないでしょうか。どうも忘れ去られた映画のようだけど、1970年代に作られた探偵映画としちゃあ、『チャイナタウン』に優るとも劣らない名作だと、小生信じとります。あのシルベスター・スタローンも、頭の悪そうなツラしてチラッと出演しているしね!
やましんの巻さん 9点(2003-12-05 18:09:32)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 6.89点
作品の点数分布
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327.14%
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6310.71%
7725.00%
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913.57%
10310.71%
作品の標準偏差 1.82
このレビューの偏差値 56.37
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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