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美女と野獣(1946) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 美女と野獣(1946)
製作国仏,ルクセンブルグ
上映時間95分
劇場公開日 1948-01-27
ジャンルドラマ,ファンタジー,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
コクトーのこの作品は、詩情豊かなファンタジー映画の極みとも言えるものだが、ちょっと違った視点からひとこと。当時大西洋の向こう側(アメリカ)では、『市民ケーン』の撮影監督グレッグ・トーランドによるパンフォーカスが盛隆を極めているというのに、本作の撮影担当だったアンリ・アルカンは、あえてこの流れに拮抗するかのように緩やかな移動撮影に加えてピン送りを多用し、フレームに入ってきた対象にいちいち律儀にピントを合わせていくのであった。いやあ、フランス人って意地っ張りだなあと思うんだけれども、これが、どちらかと言うとまったりとしたこの作品に独特の緊張感を与えていて、粋なのだよ。
なるせたろうさん 10点(2003-12-08 21:12:45)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 7.14点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.41
このレビューの偏差値 64.43
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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