Menu
 > 作品
 > ハ行
 > バルトの楽園
 > 由布さんのレビュー
バルトの楽園 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 バルトの楽園
製作国
上映時間134分
劇場公開日 2006-06-17
ジャンルドラマ,戦争もの,実話もの,音楽もの
レビュー情報
《ネタバレ》 全体としては悪くはないし、観て損をした映画ではないのだけど、何か物足りない。実話をどこまで生かしたのかは分からないが、ひとつひとつのエピソードが孤立してしまっていて、個々人のエピソードが全体の流れから置き去りにされてしまっている。松江所長の人柄を表現するのに必要な会津藩のエピソードも、音楽が妙に重くなって、かえって、かったるく、重要な要素なのに、逆に物語の底を浅くしてしまっているような気がした。ラストも、松平とガンツを並べてちゃんちゃんでは、いかがなものかと思う。エンド・クレジットも、戦場のピアニスト同様、ベートーヴェンの第9で収めるのはいいとしても、ラストのラストで、カラヤンはないだろう。せめて、現存する当時の写真を持ってきて欲しかった。ナレーション役のヘルマン君が、随所でカメラ写してたシーンも、これでは全くの無意味。金返せ、とは思わなかったけど、あらゆるシーンで消化不良な作品だった。本当なら4点なんだけど、ドイツ兵捕虜役の役者達の頑張り(特に、トムクル似のオリバー・ブーツは良かった)にプラス1点。
由布さん [映画館(字幕)] 5点(2006-06-24 23:29:43)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 5.89点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
3222.22%
400.00%
5111.11%
6222.22%
7222.22%
8222.22%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.79
このレビューの偏差値 47.23
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
バルトの楽園のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS