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ハムレット(1948) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ハムレット(1948)
製作国
上映時間153分
劇場公開日 1949-09-27
ジャンルドラマ,モノクロ映画,歴史もの,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
御手本のような、というけど、御手本のような「ハムレット」です。ただ、それ以上でも、それ以下でもなかった。科白廻しでの心理描写が多過ぎて(それでも、オフィーリアの見せ場的科白は割愛されてるんだけど)、映画としては多分くどい話しだとは思うんだけど、それを敢えて白黒で撮影したことが、科白廻しのくどさを救ってるみたい。そもそも、原作に限りなく忠実な「ハムレット」だと思えば、映画としては「御手本のような」作品。セットも舞台仕様なセットだし。座右の銘になりそうな名科白の宝庫だし、見て損はないと思うけど、「ハムレット」そのものが人の内面の掘り下げで、悩めるマザ・コン&ファザ・コン男のムカツクお話だし、「よし、見るぞ」という気構えはいるかもね。でも、どう評価すればいいのかなぁ。ある意味、パーフェクトなんだけどねぇ。逆に、ハッとするような場面もない。「To be,or not to be」な気分。
由布さん 8点(2004-07-28 17:57:09)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 6.31点
作品の点数分布
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4323.08%
517.69%
6430.77%
7215.38%
817.69%
917.69%
1017.69%
作品の標準偏差 1.81
このレビューの偏差値 55.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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