Menu
 > 作品
 > テ行
 > ディアボロス/悪魔の扉
 > 由布さんのレビュー
ディアボロス/悪魔の扉 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ディアボロス/悪魔の扉
製作国米,独
上映時間144分
劇場公開日 1998-04-18
ジャンルホラー,サスペンス,ミステリー,オカルト映画
レビュー情報
《ネタバレ》 何度見ても、やっぱり「笑うセールスマン」を思い出すなぁ。人間やっぱり、辛い思いより楽しい思いの方がいいし、日々の食費を切り詰めるより、余裕のある暮らしの方がいいに決まっているもんなぁ。隣りの芝生より綺麗な芝生を欲しがるのは虚栄かもしれないけど、そういう欲があるから向上心もあるわけで、そういうところに付け込まれたら、人間、ひとたまりもありませんって。確かに、人が作り出した悪魔そのものかもね。「ノイズ」もそうだけど、セロンは、こういう、だんだん正気を失っていく役が上手い。それに、本作のキアヌの存在感は、凄い。この二人のラブラブぶりは、いっそ微笑ましいくらい。それだけに、メアが死ぬシークエンスは、思わず固まってしまった。「It’s time」と言ってケヴィンが自殺する時のキアヌの表情は、魅入ってしまう。落ちは・・・、クライマックスでのミルトンとのやり取りの中で「地元の新聞記者」の話題まで出てるだけに、ちょっと浅はかだな。でも、「虚栄は私の好きな罪だ」って言って、ニシャッと笑うパチーノの顔は、ラストのラストで初めて悪魔が正体を現したって感じがよく出てる。個人的には、ケヴィンのお母さん役の人の、味わいがいいな。なんだかんだいって、お母さんっ子なケヴィンの雰囲気も出てるし。気分の良い映画ではないけど、あそこまで色気に頼らなくても良いような気がするけど、キアヌの迫真の演技が見られて満足。
由布さん 8点(2003-08-30 00:35:08)
その他情報
作品のレビュー数 143件
作品の平均点 6.10点
作品の点数分布
000.00%
164.20%
253.50%
321.40%
474.90%
52819.58%
63121.68%
72920.28%
82517.48%
974.90%
1032.10%
作品の標準偏差 1.95
このレビューの偏差値 55.01
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ディアボロス/悪魔の扉のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS