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真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章
製作国
上映時間103分
劇場公開日 2006-03-11
ジャンルアクション,SF,アニメ,シリーズもの,TVの映画化,漫画の映画化,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》 今時の劇場用アニメにしてはクオリティにムラがあるとか、そういう事は置いといて、と・・・ 。
まず簡単に言いますと、この作品「劇場版 北斗の拳2」といって良いのではないでしょうか。
考えてみれば「北斗の拳」の劇場版アニメ化は、86年に1度作られているのですが、今回の作品ちょうどその続きと言っていいかもしれません。
という事でこの作品、初めての方には、かなり説明不足の作品となっております。
まあ、そんなことはどうでもいいんです。
本当に言いたかったのは聖帝サウザーの扱いかた。
酷い、酷すぎる・・・
「北斗の拳」の面白さの一つに、魅力ある強敵たちというのがあるのだが、この作品ではソコがぜんぜん描かれていない。
これじゃあ「愛ゆえに・・・」というサウザーの名台詞が ぜんっぜん生きてこないし!
ケンシロウがなぜvsサウザーのフィニッシュに「北斗有情猛翔破」使ったのか。その理由も、その意味も、これじゃあ伝わらないし!
ちょっと話題になった阿部寛によるケンシロウ。これはまあまあいける。もともとあってて違和感ないし、ブルース・リー調の怪鳥音も、これから続けていけば良くなりそう。しかし、セリフを聞いていると、時たま阿部寛の顔を思い出してしまう。コノ感覚はちょうどクリカンこと栗田貫一がやるルパン三世を見ている時に近い。もう一人ラオウ演じる宇梶さん。こりゃ酷い。もともとの声質はもちろん、メリハリのない(棒読みとも言うかな)喋りはラオウという名キャラクターをダメにしかねない。とにかく「北斗の拳」をぜんぜん知らない人には、 この作品を見に行かないで欲しい。
どうしても見に行きたいというのであれば、
単行本11巻「愛深きゆえに堕つ!」までを読んでからにしてね。
カズゥー柔術さん [映画館(邦画)] 6点(2006-03-17 14:29:10)
その他情報
作品のレビュー数 20件
作品の平均点 4.15点
作品の点数分布
000.00%
115.00%
2420.00%
3210.00%
4525.00%
515.00%
6630.00%
715.00%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.74
このレビューの偏差値 56.11
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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