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田舎の、いつもは東映のヤクザ映画ばかりやっている映画館に「これ」はやって来た。当時それだけ話題作だった、ということか。全くの予備知識なく観たラストシーンはハンマーで後頭部を殴られたような衝撃があった。ガキでもヘストンの言ってることの意味がよく理解できた。(構図がこれまた良いんだ。)本作品はそれ故、ラストシーン云々が語られることが多いが、全体のつくりも音楽ともども上手く出来ている。ヘストンが地面に描いたものを、長老猿が杖で消し去るシーンなどが印象深い。私の中ではSF映画のベストテンに位置する作品。最近、リメイク版を観たが、映画の基本は、金でもCGでもなく、「本」(脚本)であることを改めて認識させられただけだった。
【すぎさ】さん 9点(2003-07-09 14:37:13)
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