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《ネタバレ》 殺人自体中身は凄惨でゲロゲロなほどやばい殺し方をしてるけどそんなシーンは数シーンしかなくちょい軽な感じ描き方ぐらいでチカチーロの連続殺人を扱っているけども映画自体は事件の全容を世間に知らせて暴きたい検視官とその上司vs共産主義の我が国にそんな殺人鬼はいないからと適当にあしらって事件自体をなかったことにしようとするロシアの上層部の対決がメインという見方がちょっと変わった一品。テレビ映画なのに豪華すぎるキャストとほとんどセリフがないのに存在感の見せ方が凄いジェフリー・デマンの演技も見事ですが、ソ連という国の体制に押しつぶされそうになりながらも外堀りを徐々に埋めていきチカチーロへとたどり着き、どうやって白状したかまでをほんとリアルに再現していて時代の怖さを感じるラストはちょっとアッサリしてたような感じでしたがそれまでの作りはお見事。共産党員はそんなことしねえだろ!的なソ連の思想は怖い。チカチーロの事件を知るのにはとてもいい映画デシタ。
【M・R・サイケデリコン】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2024-10-06 02:03:03)
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