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リアリズムの宿 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 リアリズムの宿
製作国
上映時間83分
劇場公開日 2004-04-17
ジャンルドラマ,漫画の映画化,ロードムービー
レビュー情報
山下監督という人は、アキ・カウリスマキやジム・ジャームッシュと比べて語られる事が多いようですが、僕からすると、例えば本格的なインドカレーやタイのカレーも美味しいけど、やっぱしハ○スバーモンドカレーとかが口に合うよねえってな感じで、あと歳が近い事もあるのか、結構親しみを感じます。【シネフィルと愉快な仲間たち】さんのおっしゃるように、相手が年上か年下か気にする風潮とか(学校を卒業してからも「同い年だけど学年は一個上」とか言いますもんね)、脱いだかどうかの基準は乳首が見えてるかどうか、とか、いわゆる外国人が日本に求めるのとは違う日本の文化というか風土が描かれてて面白い(個人的に、こっそり女性下着のカタログを見てる男の子がツボ)。ただ残念なのが話の構成というか尾野真千子の使い方。中盤せっかく彼女が出てきて画面が「絵的に」華やかになるのに(彼女が雪の上を歩くシーンは凄く素敵)、またどっかへ消えてしまって、話がどんどんショボくなってしまうのは、ちょっと盛り上がりに欠けるような・・・。勿論そういう「しょぼさ」とか「やるせなさ」が山下監督の持ち味ではあるのだろうけど、そろそろ違う一面も見せて(=魅せて)欲しいなあ
、と思います。
ぐるぐるさん 7点(2004-12-24 18:41:15)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 38件
作品の平均点 6.92点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
212.63%
312.63%
4410.53%
525.26%
6410.53%
7821.05%
81128.95%
9615.79%
1012.63%
作品の標準偏差 1.87
このレビューの偏差値 50.23
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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