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クレイドル・ウィル・ロック のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 クレイドル・ウィル・ロック
製作国
上映時間132分
ジャンルドラマ,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 反戦活動家としても知られるティム・ロビンス&スーザン・サランドンカップルの、いかにも「らしい」、骨太の作品。正直言って、この手の群像劇、しかもあまりなじみのない舞台・時代設定は、観ていてかなり集中力を要しますね。でもあの時代(1930年代)の混沌とした感じ―ヒットラーやムッソリーニと完全に対立しているわけではなく、それよりむしろ共産化の波に脅威を感じているアメリカの雰囲気―がよく描けていたし、登場人物もそれぞれキャラが立っててよかったですね。中盤はちょっとわかりにくいところもあって観ていてちょっとキツかったんですが、一度は上演をあきらめていた「ゆりかごが揺れる」をああいう形で上演するとは!あそこは感動的でした。最後の腹話術人形の葬列がさりげなく現代にタイムスリップしている演出も余韻を残す(この話は過去の話だけど、取り上げてる問題は現代にも通じるんだよ、と言っているようで)、いい感じでした。それにしても、オーソン・ウェルズ役のアンガス・マクファーデンという俳優がそっくりだったのにはビックリ!実際のオーソン・ウェルズもあんなアナーキーな人だったんですかねえ。
ぐるぐるさん 8点(2003-07-19 22:02:15)
その他情報
作品のレビュー数 20件
作品の平均点 6.45点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.32
このレビューの偏差値 58.87
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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