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実は最近になって初めてこの作品を観たんですけど(基本的にアクション大作とかはよく観る方ではないので)、公開当時多くの観客の度肝を抜いたCGに対しては、別になんとも思わなかったんですよ。にもかかわらず、ひとつの作品としてこれは面白い!「前作を超えた!」とは思わないけど(個人的には前作のほうが好きだし)、同じくらいのクオリティをたもっていると思います。たった一人「審判の日」を知ってしまったためにたった一人孤独と哀しみを抱えているサラ・コナー、父親を知らないが故にT-800に父親像を求めてしまうジョン・コナー、そして、殺人兵器であるにもかかわらず最終的に人間的な感情を理解するT-800、という風にそれぞれのキャラクターがきちんと描かれている上に、あの全編を通しての緊張感、そして独特の画面の荒涼とした重い質感はなんとも言えない魅力。ラストシーンも泣けますねえ。
【ぐるぐる】さん 10点(2003-08-02 18:24:57)
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