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へぇー、タイにもセーラームーンショーがあるんですか。それにしてもなあ、コメディなのに色々考えさせられてしまいました。まず第一に思ったことは作中のオカマがあまりにステレオタイプで戯画化されているということ。自分好みの男に色目を使ってせまるオカマの姿は、まさに今まで映画や漫画に出てきてたオカマそのものですよね。それに第一バレーやるのに爪伸ばしちゃいけないでしょ?試合中に痴話喧嘩したり、ましてやお化粧をしてないから調子が出ないって、そりゃ唯一のノンケの人も怒るって。オカマとかどうとか言う前に、スポーツ選手として失格だもの(女性のスポーツ選手が同じ事したらどう思われる?)。それに一口に同性愛と言っても色々で、中には「男のままで男を愛してる人」もいますよ(タイの事情は分かりませんが)。そんな訳で、製作にゲイの人が関わっているとかゲイの人も納得して観たとかっていうのは、僕は納得しがたいなあ。それともオカマはああいうトゥーマッチな形で自己表現するしか社会的に認知されないって事なんでしょうか?もしゲイの人でこの映画を観た人がいたら感想を聞きたいです。僕としては唯一の「隠れゲイ」のウィットにもっと焦点を当てて欲しかった。
【ぐるぐる】さん 6点(2003-03-25 16:48:50)
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