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なんだか、古典的な雰囲気と新しい感性が不思議に入り混じった作品でした。表向きは健全だけど実は破綻しかけている家庭の、何とも言えない居心地の悪さや微妙な「ズレ」の表現の仕方、笑いへの転化の仕方がとっても面白かった。役者陣もみんな良かったし、宮迫博之のひょうひょうとしてていかにもウサン臭ーいお兄ちゃんもいい味出してました。ラストは結構唐突で、一瞬「あれ?」と思ったのですが、不思議な感じの余韻が残ります。も一回ビデオで観てみたいなー。ちなみに監督の西川美和は28歳の新人。これって今の日本映画界ではかなり凄いことなんですよねえ。頑張ってほしいなー。
【ぐるぐる】さん 7点(2003-10-13 15:46:20)(良:1票)
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