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出口のない海 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 出口のない海
製作国
上映時間121分
劇場公開日 2006-09-16
ジャンルドラマ,戦争もの,スポーツもの,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 戦争映画は概して派手な戦闘シーンがあり、噴き出す血やグロテスクな描写で凄まじい残酷さをありありと見せつけものであるという人には、この作品は向かないですね。そういうのが見せたいんじゃなくて、主人公自ら語ってるように、回天に乗り込み敵に体当たりする自爆攻撃が行われ、それによって多くの若者が死んでいった、その悲しい事実を現代の人に知ってもらう為に作られた、そういう作品です。敵性国家の野球をやり、ラヴェルの「ボレロ」を唄い、父はアメリカ人の先生はいい人だったと言う、その国家と個人の対比を表して反戦のメッセージを出してるのはわかるんですけど、あまりこう直接的には表現してこない、恋人とも関係も、あるいは友人との関係も、描き方がよくいえばつつましやか、悪く言えば中途半端なんですよね。よくも悪くも山田洋次の上品さが出てるなって思います。ラストの手帳の内容は、なかなかぐっとくるものがありましたね。それにしても、登場人物の若者達がきれいに手入れした現代風の細眉イケメンだったのは、ちょっと気になったな。
あろえりーなさん [地上波(邦画)] 6点(2007-08-27 00:50:56)
その他情報
作品のレビュー数 36件
作品の平均点 5.14点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
238.33%
3719.44%
4513.89%
5719.44%
6616.67%
738.33%
812.78%
925.56%
1025.56%
作品の標準偏差 2.16
このレビューの偏差値 51.84
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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