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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
製作国
上映時間129分
劇場公開日 2012-02-18
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 序盤は、「なんだこの偏屈な子供は~」とか、「なんでそんなに鍵にこだわるんだよ」だなんて思ったりもしたのですが、見終わってみれば心がぽっと温かくなるようないい映画だなと感じました。お父さんの電話怖くて出られなかったというあのエピソードが実にぐっとくる。鍵穴を見つけ出そうっていう少年の旅を最初は奇異に感じたけど、その鍵を捜していたおっちゃんに鍵を渡すことが出来て、まずおっちゃんは癒されたはず。オスカーはあの結末に最初落胆してたけど、彼の行為はその後の手紙をもらった人たちを見てもわかる通り、癒しの輪を広げた。オスカーのお父さんは911の被害者だけど、あの事件に限らず、皆多かれ少なかれ、病気や事故で大切な人を亡くしているのよね。オスカーの行動が、人々の喪失を埋めていってくれた。そしてまた母ちゃんも、母親らしい愛情を見せてくれたね。こういう素敵な行いが広がっていけば、世界はもっと良くなるなのになって。そんな風に思わせてくれる作品でした。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2012-07-02 21:56:16)
その他情報
作品のレビュー数 55件
作品の平均点 6.07点
作品の点数分布
011.82%
123.64%
211.82%
323.64%
423.64%
51018.18%
61120.00%
71221.82%
81120.00%
923.64%
1011.82%
作品の標準偏差 2.03
このレビューの偏差値 52.24
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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