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《ネタバレ》 とてもいい映画でした。
実話だというのがまたいいですね。 こういってはなんですが、アメリカという国の 懐の深さみたいなものを感じます。 尾を失って死にかけのイルカが、 人々に希望を与える存在になるまでには、 数多くの「寛容な心」が関係している。 主役の少年は、最初に立ち入り禁止の施設に 侵入するけど、「は~いここは部外者禁止ね~」 みたいに門前払いされてたら このストーリーは成立してないわけです。 お母さんだって、「馬鹿なことしてないで補習しなさい!」 みたいに息子が熱心にヘンテコな 施設に出入りしてることに理解を持たなかったら やっぱり成立しなかったし、義足制作者のおっさんも 「そんなのやったことないから出来ないよ~」なんて 話に乗らなかったらやっぱり成立しなかった。 11歳の子供が寄付を集めることに対して 施設の人の理解がなかったらお金は集められなかったし、 報道もしてくれなかったでしょう。 そして最終的にあの大富豪の理解も得られなかった。 全ては、寛容な心の繋がりが この奇跡を生み出してるんだってのがわかる。 逆に言うと、こういう感動的な奇跡というのは、 理解や共感の気持ちがなければ生まれないんだって、 そういう教訓を教えてくれてると思う。 【あろえりーな】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-08-18 19:38:40)(良:1票)
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