Menu
 > 作品
 > カ行
 > 華麗なるギャツビー(2013)
 > あろえりーなさんのレビュー
華麗なるギャツビー(2013) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 華麗なるギャツビー(2013)
製作国米,豪
上映時間142分
劇場公開日 2013-06-14
ジャンルドラマ,ラブストーリー,小説の映画化,3D映画
レビュー情報
《ネタバレ》 バズ・ラーマンの映画って、ヴィジュアル的に派手だけど中身が薄いようなイメージがあったので、本作も最初見始めた時はその短いカットの羅列や前屈みのテンポ等、パーティーのシーンまで見て「あぁ、これもやっぱそんな感じなのかぁ」なんて思いながら鑑賞してたわけです。しかし、パーティーの「絢爛豪華なキッチュさ」や「虚無的な薄っぺらさ」はそのまま後半の内容に繋がってくる。いわば彼の映像センスが、この話に見事に相まってくるわけですね。それで話が進むごとにどんどん面白くなっていった。5年ぶりに遭った彼女とのドジっ子的なジャツビー。ギャツビーとデイジーの関係に気づいたブキャナンの反応とギャツビーとの言い争い。ギャツビーとニックの友情、そのどれもが印象深い。確かに、ギャツビー築いた豪華な住まいや生活はハリポテで空しいものであった。しかしそれらは目的ではなく、あくまでも手段であった。ただ一人の愛する女性を手に入れる為だけにすべてを賭けた男。その究極的に一途で全身全霊に突っ走った彼の気持ちはハリポテでも空虚でもなく、まさに本物の人生であた。それはある意味、男にとって羨ましくもある。ニックは、そんな彼の生き様に惹かれたのだろう。バズ・ラーマン作品の中では、本作は一番の出来だったと思う。
あろえりーなさん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-10-26 01:52:53)
その他情報
作品のレビュー数 48件
作品の平均点 6.27点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
212.08%
324.17%
436.25%
5714.58%
61633.33%
7816.67%
8714.58%
924.17%
1024.17%
作品の標準偏差 1.68
このレビューの偏差値 52.58
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
華麗なるギャツビー(2013)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS