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パッション(2012) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 パッション(2012)
製作国仏,独
上映時間101分
劇場公開日 2013-10-04
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,ミステリー,リメイク
レビュー情報
《ネタバレ》 始まって開始1秒で、すでにデ・パルマらしい雰囲気と画調が出ていますね。このへんの個性はさすがだな、と感じます。ただ、これまでの彼の作品と比べると、全体的にかなり控えめなスタンスで描いてます。いわゆる、カメラがぐるぐる回り出すだとか、スローモーションの多用だとか、そういう演出が少なくナチュラルな感じで進んでいく。それゆえに、中盤のバレエとの2画面シーンはより異質さを感じさせますね。うぉ~、デ・パルマらしいな~って。個人的には、この嫌らしい女の戦いといいますか、心の醜い様を見ているうちが一番面白かったわけです。マイカーをあちこちぶつけてるところを監視カメラで撮られて、それをみんなで見せられるという辱めを受けたときの、主人公の裏腹の笑いがゾクゾクっときましたね。なんてひどい女。見た目は美しいけど中身はグロすぎるわ~。そんなわけで、その後の殺人事件の展開からはいつもの強引なミステリー映画になってて、なんだか月並みなんですよね。サスペンス性は一切なしで、最後まで女の争いだけの昼ドラみたいな感じでも個人的には良かったんですけど(笑)
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2015-03-01 00:20:16)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 4.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.38
このレビューの偏差値 63.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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