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竹取物語(1987) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 竹取物語(1987)
製作国
上映時間121分
劇場公開日 1987-09-26
ジャンルSF,ファンタジー,時代劇,特撮もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 思っていたよりも楽しんで観る事が出来ました。8世紀頃の日本と、現代SFを組み合わせると言う実に意欲的な作品で、竹取物語を映像化するという試み自体が大きな挑戦だと思います。確かに、竹から出てくる赤ちゃんとか、途中出てきた竜との闘いとか、ちゃちいなと感じるのも事実なのですが、その手作り感もまた見どころの一つで、今だったらなんでもCGでやっちゃうから、こういうのは昔の映画としての、魅力の特権なんじゃないかしら。ワダ・エミの衣装もやはり美しく、下層の人はくすんだ色で、そしてまた上層の人は色鮮やかに。あるいはまたキャラそれぞれに、たとえばオレンジ、緑、ブルーの色を強調していて、そのわかりやすさがいいんですよね。役者さんたちの演技もやはりいい意味で表面的でわかりやすい。あくまでもファミリー映画ですから。ラストのマザーシップは、おもいっきり「未知との遭遇」で、それでいて模型感が出てて微妙ではありましたが、でもそのまんまパクリというわけでもなく、未知との遭遇はシャンデリアをひっくり返したような風貌なのに対しこちらはお花をひっくり返したみたいな感じでしたね。そういうところも日本的だなと感じる。ただ、そういう日本らしさを感じて満足感に浸った次のエンドロールで「スティ~ウィズミ~♪」と英語の曲が流れるのにはずっこけたけど(笑)。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 7点(2012-03-16 16:32:27)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 5.35点
作品の点数分布
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100.00%
215.88%
315.88%
4317.65%
5317.65%
6635.29%
7211.76%
800.00%
915.88%
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作品の標準偏差 1.61
このレビューの偏差値 56.38
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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