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経営していた会社が倒産。妻子と別れ、兄弟やかつての仕事仲間にも疎んじられて、人生に絶望を感じていた主人公が、重病の母親を遠く離れた病院へ運ぶ途中に触れ合う人々の温かさに、全てを失い荒んだ心をやがて取り戻していく。意味の無いセリフや思わせぶりなシーンといったものが全くないと言ってもいいほど、すべてのシーンが輝いている。とりわけ、主人公に無償の愛を注ぐマリ役の大竹しのぶは素晴らしいの一言に尽きる。終盤の時任三郎との電話のシーンには、二人以上に観客のほうが泣かされる。癒されたい人(特に男性)には超オススメ!
【ドラえもん】さん 9点(2001-01-21 16:41:00)
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