Menu
 > 作品
 > ア行
 > 悪魔の手毬唄(1977)
 > ドラえもんさんのレビュー
悪魔の手毬唄(1977) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 悪魔の手毬唄(1977)
製作国
上映時間144分
劇場公開日 1977-04-02
ジャンルサスペンス,シリーズもの,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
山間の古い村。由緒ある旧家。伝説を秘めた沼。多彩な登場人物。怨みのこもった人間関係。殺しの手口。陰惨さがそのまま華麗さに変容する独特のムード等々。横溝文学の世界を市川監督が良質のエンターテインメントに仕上げたシリーズ第二弾。印象的な主題曲から、ラストの金田一と警部との別れのシーンまで、その演出の旨みと作品に対する力の入れようは前作に勝るとも劣らない。が、この作品、推理モノというよりは殺人を情緒的に楽しむという点で、死の小道具が相手の屋号に因んだものとするには、あまりその必然性は無いし、殺し方にも無理を感じざるを得ない。第一、犯人の心理状態から考えて、そんなゆとりがある筈もなく、唯一不満が残る部分だ。
ドラえもんさん 8点(2001-04-22 17:02:08)
その他情報
作品のレビュー数 107件
作品の平均点 7.31点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
310.93%
432.80%
587.48%
62119.63%
72422.43%
83028.04%
976.54%
101312.15%
作品の標準偏差 1.56
このレビューの偏差値 52.84
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
悪魔の手毬唄(1977)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS