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ザ・ハリケーン(1999) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ザ・ハリケーン(1999)
製作国
上映時間145分
劇場公開日 2000-06-24
ジャンルドラマ,実話もの,伝記もの
レビュー情報
独房の中にいると人間は哲学的になる。ボクサーという肉体労働者が知的な存在に変わる。生まれに起因する差別や偏見は正義の実現を妨げる。訴訟社会のアメリカでは、法的な正義よりも技術的な勝ち負けが争われることが多い。正義とは何か?もし同じ事が我が国であったとしても、同じような正義の実現が可能であろうか?ストーリーとしては地味ではあるが、じっくり考えさせられる作品である。デンゼルは肉体改造をして見事にボクサーを演じていた。少年との出会い、そしてお互いに人間的に成長する過程も素晴らしい。無償の弁護を続けたデビッド・ペイマーとハリス・ユーリンも味があった。もちろん、最後に登場するロッド・スタイガー演じる判事の怪演も見事。ただ、背景にある巨悪に対する描き方が中途半端に終わったことが残念ながら減点。
オオカミさん 8点(2004-09-12 02:14:13)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 157件
作品の平均点 7.36点
作品の点数分布
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200.00%
300.00%
442.55%
5148.92%
62314.65%
73622.93%
84830.57%
92515.92%
1074.46%
作品の標準偏差 1.40
このレビューの偏差値 53.30
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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