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限りなく透明に近いブルー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 限りなく透明に近いブルー
製作国
上映時間103分
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
芥川賞受賞作品である原作は今読んでも衝撃的な内容であると言えるが、それ以上にその衝撃的な事柄を他人事のように、また夢物語のように主人公が綴ってゆくという独特の表現方法(文体)にこそ魅力を見出すことができる。映画も内容ではなくその表現方法にこそ芸術的価値があることを当然知っているだろう原作者・村上龍は、はたしてどんな「限りなく透明に近いブルー」を見せてくれるのか。....うーん...。いったい何がしたかったのか..。もともとストーリー性が希薄だったものをそれなりにドラマ仕立てにしているもののドラマドラマしていないところは評価したい。ただ、衝撃的な内容をクールに映し出そうとしているのはなんとなくわかるが、まずもって衝撃的に見えない。性描写や暴力描写の規制が文学よりもはるかにきつい映画においての工夫も無い。俳優の演技も含めたわざとらしさだけが目立ってしょうがない作品でした。
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-04-01 13:12:14)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 3.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.50
このレビューの偏差値 30.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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