Menu
 > 作品
 > シ行
 > 地獄への道
 > R&Aさんのレビュー
地獄への道 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 地獄への道
製作国
上映時間106分
劇場公開日 1951-05-19
ジャンルアクション,ドラマ,ウエスタン,犯罪もの,実話もの,伝記もの,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 『ジェシー・ジェイムズの暗殺』でのジェシーの悪党っぷり、カリスマっぷりを先に見た者としてはなんとも物足りないキャラのように思うのだが、ここはジェシーの大衆のヒーロー像の部分をクローズアップしたハリウッド映画と割り切るしかない。鉄道会社の学のない農民たちに対する横暴に対抗して列車強盗に至る過程、金が物言うシンプルな権力構造、それゆえに追い詰められてゆくジェシーたちという展開がわかりやすく描かれてゆく。物語を見るということでいうと実にそつがない。ロマンスまできっちりと入ってる。その中で異色ともいえるシーンが列車強盗シーンの列車に乗り込むところ。ここだけは顔が映らない。遠巻きから黒い影が走り行く馬から列車へと乗り込んでゆくのを淡々と映す。単にスタントマンだから顔が見えないようにしてるだけなのかもしれないけど、妙な怖さと緊張がこのシーンにある。終盤にもうひとつ、何か見ごたえのあるシーンがあるとよかったのだが。後味の悪さはフリッツ・ラングが監督した続編で解消してください。
R&Aさん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-01 13:38:22)
その他情報
作品のレビュー数 11件
作品の平均点 6.91点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6436.36%
7545.45%
819.09%
919.09%
1000.00%
作品の標準偏差 0.90
このレビューの偏差値 38.78
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
地獄への道のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS