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元禄忠臣蔵 前篇 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 元禄忠臣蔵 前篇
製作国
上映時間112分
劇場公開日 1941-12-01
ジャンルドラマ,時代劇,シリーズもの,モノクロ映画,歴史もの,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
「ことば」が難しい。私的な会話はともかく公の場での会話に使われる「ことば」が難しい。歌舞伎に慣れ親しんだ人なら問題ないのだろうが、私のようなその時代の「ことば」に慣れていない者には、長回しで語られるその難解な「ことば」は、それを追うことにかなりの集中を要してしまって疲れる。もちろんリアリズムに徹したからなのだろうし、徹した結果の世界観は、その時代の封建的社会や武士の忠義、幕府の絶対君主制を見事に再現していたのだろうが、もう少しセリフを少なくしてくれたほうが助かったような。それでも退屈させずに見せてしまうのは巧いということなんだろうなぁ。↓のお二人もご指摘されている冒頭の松の廊下のシーンで城内をじっくりゆっくりじわーっと見せる長回しと浅野内匠頭が切腹へと向かう、塀の外から塀の中へと見せてゆくシーンは圧巻。単純に「城内は広い」ということを思い知らされたのですが、そう思わせた時代劇はこの『元禄忠臣蔵 前篇・後篇』だけである。
R&Aさん [映画館(邦画)] 7点(2007-04-18 11:25:13)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 6.83点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.07
このレビューの偏差値 51.46
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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