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華岡青洲の妻 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 華岡青洲の妻
製作国
上映時間100分
劇場公開日 1967-10-20
ジャンルドラマ,医学もの,時代劇,モノクロ映画,伝記もの,小説の映画化
レビュー情報
出だしからいかにも文芸作品!って感じがして、なんとなーく重ーい空気が最初から最期まで充満してて好みではないのだが、屋内シーンがほとんどの中、登場人物それぞれの顔に当てられる照明が抜群に良く、とくに高峰秀子と若尾文子のツーショット時のそれは白眉。モノクロだからこの強い光が映えるわけだが、増村監督のモノクロ作品の中でも随一ではあるまいか。嫁姑のけしてあからさまではない激しい戦いは市川雷蔵と同様に見て見ぬふりをしたいのだが、一種崇高さをも漂わすその戦いぶりと、その時代の女たちの悲しすぎる宿命には目を見張らずにはおれない。増村に抱く勝手なイメージだともっと泥臭いドラマ(良い悪いは別にして)を想像してしまうのだが、この作品でちょっとイメージが変わった。ちょっとだけね。
R&Aさん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-11-01 13:41:52)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 7.71点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.07
このレビューの偏差値 43.86
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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