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ヴェラ・ドレイク のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ヴェラ・ドレイク
製作国英,仏,ニュージーランド
上映時間125分
劇場公開日 2005-07-09
ジャンルドラマ,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 男が作った社会の中でどうしても犠牲になってしまう女たち。その時代の社会がどうであれ、社会と程よく付き合っていこうとする人間ほどヴェラを凶弾する。取調べに当たった二人の警官の態度の違いがそうであり、息子と娘の態度の違いがそうであり、旦那の弟とその妻の態度の違いがそうである。最も分かりやすいのが裁判官の言い渡す重い判決。ヴェラが寸分違わない善行の人であることは時代背景をよーく理解しないと納得してもらえないところかもしれないがマイク・リーはその時代性をさりげなく語っている。ここはドラマ成立のために手を抜けないところなのだが、ドラマの成立に反比例して映画は退屈になってゆく。全体的に暗い色調は伝統的なイギリス映画臭と同時に暗雲とした結末を予感させるのだが、退屈に感じているうえに暗いとなったら、もうお手上げ。ただ、イメルダ・スタウントンの涙にはやられた。まるで自分の母親が泣かされてるような感覚を覚えた。
R&Aさん [DVD(字幕)] 5点(2008-07-31 14:52:59)
その他情報
作品のレビュー数 25件
作品の平均点 6.32点
作品の点数分布
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6520.00%
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作品の標準偏差 1.67
このレビューの偏差値 45.25
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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