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痴人の愛(1967) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 痴人の愛(1967)
製作国
上映時間93分
劇場公開日 1967-07-29
ジャンルドラマ,ラブストーリー,小説の映画化,エロティック
レビュー情報
ひとつひとつの言葉に、そしてその言葉が発せられる表情に独特のインパクトのある増村演出がどうも苦手なのだが、この作品ではソレが最大限に出ていて、どうもノレない。しかしノレない私を強引に引っ張っていく力があることは確かで、その強引さは純愛よりも下品さが勝っている空気をも、ひたすら映画を面白くするものへと昇華させる。有無を言わせぬ身勝手奔放娘のあっけらかんとした明るさに、男は頭では拒否できても体が言うことを聞かない。それと同様に、映画は強引にインパクトとスピード感とあっけらかんとした下品さで私を惹きつけて離さない。ハッピーエンドの中に、人の性の哀しさと滑稽さがあれだけ表出できれば、つい天晴れなどとも言ってしまう。そんな作品。
R&Aさん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-29 12:26:39)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 5.83点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 50.63
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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