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完全なる飼育 赤い殺意 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 完全なる飼育 赤い殺意
製作国
上映時間99分
劇場公開日 2004-09-18
ジャンルドラマ,ラブストーリー,シリーズもの,犯罪もの,小説の映画化,エロティック
レビュー情報
《ネタバレ》 シリーズ最高傑作!かどうかは全部見てないので断言できないけど、現時点で鑑賞済みの最初の二作品とは比べ物にならんくらいによくできてる。ストックホルム症候群の状態に陥ったのであろう元ネタの事件からも、シリーズものであるということからも完全に独立し、全く違う物語を展開する若松監督の「完全なる飼育」は暴力と脅しという恐怖の下に成される洗脳をもって描かれる。「洗脳」から想起されるのは某カルト教団か、↓の方もご指摘の某独裁国か。製作年からすればやっぱり後者でしょうか。物語の中にそのときの社会の抱える問題をズバッと入れてくるってのが若松監督らしくていい。第三者の救助ではなく、自ら洗脳の呪縛と戦い自由を取り戻すという結末には、同時期に撮っていたという『17歳の風景~少年は何を見たのか』同様に若い世代に何かを伝えたいという監督の想いのようなものを感じた。
R&Aさん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-05-21 14:25:30)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 5.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.41
このレビューの偏差値 60.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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