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マイアミ・バイス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 マイアミ・バイス
製作国米,独
上映時間132分
劇場公開日 2006-09-02
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,犯罪もの,刑事もの,TVの映画化
レビュー情報
マイケル・マンは【やましんの巻】さんがおっしゃるように「プロフェッショナル」な男たちを描いてきた。その道のプロたる佇まい、視線、挙動を見せてきた。だからその道というのがどんな道であろうと男たちはいつもかっこいいのだ。この作品ではそこに女が加わる。しかし、麻薬組織のボスの愛人であり、取引の際の一部決定権まで握る位置にある女を、影があり凄みがある女を、コン・リーがかっこよく示してくれたのは前半だけで、後半の恋する女はただの恋する女に変わってしまった。ラストに見せる表情なんて『活きる』のコン・リーそのものじゃないですか。だからせつないのだと言われればそれはそうかもしれないが、プロフェッショナルな女が恋をし裏切られるほうがもっとせつないにきまってる。もちろん女はプロではなかったということだったわけですが、女捜査官の死に瀕したシーンの「女らしい」挙動を見ても、マイケル・マンの中では「しょせん女はプロにはなれん」的な概念があるんじゃなかろうか。女がもっとかっこよかったらこの映画、かなり良かったと思うのですが。
R&Aさん [映画館(字幕)] 6点(2007-02-09 15:36:27)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 65件
作品の平均点 5.43点
作品の点数分布
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223.08%
3812.31%
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61929.23%
71015.38%
857.69%
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1011.54%
作品の標準偏差 1.65
このレビューの偏差値 52.10
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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