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間宮兄弟 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 間宮兄弟
製作国
上映時間119分
劇場公開日 2006-05-13
ジャンルドラマ,コメディ,小説の映画化
レビュー情報
兄弟が休みの日に昼寝をするシーンにヘリコプターの音が被さるというのはあきらかに森田監督自身のヒット作『家族ゲーム』のパロディ。弟のお菓子や笹かまぼこの食べ方も『家族ゲーム』での伊丹十三の目玉焼きチューチューを彷彿させる。その家族(兄弟)にとっての日常を繰り返される画で見せてゆき、その一見特異な日常が実は現代の日本の文化の縮図的に描いてみせるそのやり口を見てもこれは現代の『家族ゲーム』といえる。異なるのは『家族ゲーム』は社会風刺をしながらもけして肯定も否定も表立ってしなかったが、『間宮兄弟』で描かれるオタク文化はどちらかというと肯定的に描かれているというところ。風刺に辛辣さが微塵もない。もちろんこの幸福感にも似た緩やかさこそが監督の狙いなのだろうけど、映画としての面白さを奪っているように感じる。様々な問題を孕む社会をすべて受け入れるという懐の大きさを描いているのだとしたらなおさら。
R&Aさん [DVD(邦画)] 3点(2008-01-29 10:38:10)
その他情報
作品のレビュー数 82件
作品の平均点 5.65点
作品の点数分布
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111.22%
200.00%
378.54%
4910.98%
52024.39%
61923.17%
71821.95%
878.54%
911.22%
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作品の標準偏差 1.52
このレビューの偏差値 38.50
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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