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デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~
製作国
上映時間125分
劇場公開日 2009-05-01
ジャンルサスペンス,犯罪もの,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 スローモーションでしっかり見せるむさいおっさん2人の取っ組み合いで掴みはOK。おっさんの一方はジアマッティというキャスティングが実はネタバレぎりぎり。それでも騙された。久しぶりに清清しく騙された。途中、時系列の移動と繰り返される同じ台詞に頭が混乱しかけたがクライマックスのドキドキとオーラスのどんでん返しが素晴らしいのでまあいいかと。恋愛というのは得てして相手を疑い、一方で信用し、それでもどこか心配で、でもやっぱり信頼し、という葛藤と駆け引きがぐるんぐるんと回っているもの。主人公二人が騙しのプロってところでこの恋愛につきものの葛藤と駆け引きを人一倍大きく見せてゆく。ここを面白おかしく描きながらも手を抜かずに見せているのが最後に効いてくる。(超ネタバレ→)主人公たちがしてやったりというエンディングではなく、してやられるエンディングなのにどこか清清しいのは、そのせいでもあろう。もちろんそのトリックの、騙した相手を賞賛したいほどの完璧さがあってこその清清しさでもあるが。あと、主演二人が常にクローズアップされた作品の中で、けして目立たない脇役陣が実に良かったってことに最後のネタバレシーンで気付かされる。ここは脚本の妙。
R&Aさん [映画館(字幕)] 7点(2009-08-18 16:16:59)
その他情報
作品のレビュー数 20件
作品の平均点 5.75点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.77
このレビューの偏差値 71.28
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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