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クロッシング(2009) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 クロッシング(2009)
製作国
上映時間132分
劇場公開日 2010-10-30
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,犯罪もの,刑事もの
レビュー情報
疲れた。見てる間、相当力入ってたみたいだ。同監督の『トレーニング デイ』もそうだったんだけど、いつ発砲されるのかという恐怖が凄まじい。それは即ち一瞬で死ぬことの恐怖。冒頭の緊張感漲る会話を中断させる一発の銃弾がその後の「一発の恐怖」を持続させることに一役買う。銃口を自ら咥えるリチャード・ギア。いつしっぺ返しを食らってもおかしくないイーサン・ホーク。いつばれてもおかしくない侵入捜査官のドン・チードル。常に死と隣り合わせの3人の男たち。ギアが新米警官を一人現場に残すシーンでわざとらしくギアに躊躇させるところなんて明らかに「一発の恐怖」を煽ってる。主役が三人というのも効果的。一人が早々に消えたってかまわないのだから。リチャード・フライシャー『センチュリアン』をベースにしたような警察官物語は時に上層部のエゴを垣間見せもするが、そこに社会派たらんとするものはなく、ひたすら「一発の恐怖」への単なる一伏線としてしか描かない。いやはや怖い映画であった。そして緊張感が持続する映画は疲れるのであった。
R&Aさん [映画館(字幕)] 7点(2011-01-24 14:46:40)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 30件
作品の平均点 6.40点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.08
このレビューの偏差値 55.11
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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