タイトル名	ＲＥＤ／レッド(2010)
製作国	米
上映時間	111分
劇場公開日	2011-01-29
ジャンル	アクション,コメディ,シリーズもの,犯罪もの,漫画の映画化

ことごとく痛快。プロフェッショナルな身のこなしと破格の強さは『ナイト＆デイ』のトム・クルーズを超えてもはやマンガ。しかし年の功。ブルース・ウィリスはかつてのマッチョさを剥ぎ取り強さの裏側に余裕と優しさを獲得している。ゆっくりと歩きしなやかに敵を倒す。家をぶっこわす見事な蜂の巣銃撃の痛快さ。それを余裕でかわす痛快さ。しかもその後次から次へと登場するステキなおじいちゃんおばあちゃんが皆すべてこの余裕を纏った超人プレイを見せてくれるのだからもうたまらん。それぞれの再会シーンがまた面白く、中でもヘレン・ミレンの家の外で銃を構えるマルコビッチには笑った。さらにこの映画を面白くしている立役者で忘れちゃいけないのが、ただ一人超人ではない普通のおばさん、メアリー＝ルイズ・パーカーだ。彼女のコメディエンヌぶり、そしてどこか華のない顔立ちがどんどんと輝いてゆく様が楽しい。惜しむらくは仲間に死人が出たことか。

作品のレビュー数	82件
作品の平均点	6.11点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 1 1.22％ 3 0 0.00％ 4 4 4.88％ 5 20 24.39％ 6 23 28.05％ 7 28 34.15％ 8 5 6.10％ 9 1 1.22％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.15
このレビューの偏差値	56.76 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値