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女は女である のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 女は女である
製作国伊,仏
上映時間84分
ジャンルドラマ,コメディ,ミュージカル,ロマンス
レビュー情報
ゴダールの映画は、時々登場人物たちが観客に向けて語りかけるというシーンがあるが、その度にドキッとさせられる。この作品も実に良いタイミングでソレがある。踊らないミュージカルという発想も面白い。ブチッと切れる音楽も心地悪いということはない。かえってそそられます。そしてなんといってもアンナ・カリ-ナ。女は女を武器にするずるい生き物である。でもずるいところも含めて可愛いのが女。男は当然許してしまう。ラストのアンナ・カリ-ナの観客に向けたウィンクで、我々も許さずにはいられない。本当に女はずるい(笑)。可愛いアンナ・カリ-ナと撮影終了直後に結婚したゴダールはもっとずるい(笑)。それから、【野性のおっさん】さんのご指摘のジョークも楽しいです。ゴダールの作品にはこういうジョークやオマージュ、古典文学の引用などもたくさんあり、これもひとつの楽しみではありますが、この作品についてはそういったものを知らなくても十分に楽しめる映画だと思います。”ゴダールは難しい”という理由でこの作品を見ていないのであれば、もったいない気がします。
R&Aさん 9点(2004-03-29 12:58:20)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 31件
作品の平均点 6.71点
作品の点数分布
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326.45%
413.23%
5619.35%
6412.90%
7722.58%
8516.13%
9516.13%
1013.23%
作品の標準偏差 1.80
このレビューの偏差値 57.07
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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