タイトル名	儀式
製作国	日
上映時間	123分
劇場公開日	1971-06-05
ジャンル	ドラマ

主人公がひたすら観客に対して朗読をしているような映画。そんなどこか文学的な表現は映画の表現方法の一つとしてアリだとは思うが、正直重すぎて疲れる。ただその重さゆえか、はたまた武満徹の音楽効果もあってか最後までひきつけておく力だけは持続する。実際、音楽が内に内にと沈み込んでゆくような暗さを持った主人公の心情にピタリとはまる。戦後日本の縮図としての桜田家の終焉に大島流体制批判の極めを見た。

作品のレビュー数	6件
作品の平均点	5.83点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 0 0.00％ 3 0 0.00％ 4 2 33.33％ 5 2 33.33％ 6 0 0.00％ 7 0 0.00％ 8 1 16.67％ 9 1 16.67％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.95
このレビューの偏差値	47.81 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値