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郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942)
製作国
上映時間113分
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
ネオレアリズモとメロドラマとフィルムノワールの融合。この題材、このストーリーを相反すると言っても過言ではないネオレアリズモの手法で演出しているということが凄い。男と女のそれぞれの人生の分岐点がわかりやすく提示され、皮肉に満ちた人生の哀愁が見事に描かれる。男は愛と自由を天秤にかけ、女は愛と生活を天秤にかける。こう書いちゃうとものすごく普遍性に満ちてるなぁ。正当なカタチから外れた愛(不倫)はひたすら破滅へと向かう。男を愛ではなく自由へと誘う道化師にホモセクシャルな雰囲気を与えているのがいかにもビスコンティらしい。長編処女作にしてベテラン監督のような余裕まで感じさせる。殺しの相談をしているのだろうと思われるシーンがリアルすぎて怖い!
R&Aさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-09-28 19:37:45)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 6.16点
作品の点数分布
015.26%
100.00%
200.00%
300.00%
415.26%
5736.84%
6421.05%
715.26%
815.26%
915.26%
10315.79%
作品の標準偏差 2.39
このレビューの偏差値 51.47
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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