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無法松の一生(1958) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 無法松の一生(1958)
製作国
上映時間104分
ジャンルドラマ,リメイク,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 美しいお話です。不器用で勇ましく素直で純粋で、そんな男の生き様にこぞって高評価が与えられていることにまず安心しました。時代が変わるにしたがい男の価値観もおそらく変わっているだろうに、こうゆう気骨のある男には例外的に普遍の憧れというか認めざるを得ない何かがあるのでしょう。そんな男をイメージぴったんこの三船敏郎が好演。(阪東妻三郎版は残念ながら未見。)ただ、好みの問題になるのだろうけど、お話が美しすぎて面白みに欠ける。軍人の未亡人を秘かに想う松五郎がとうとう我慢できずに遠まわしの告白をするシーン、そこだけが実に人間臭くていい。そう、人間くさいはずの松五郎がずっとそのことを隠し続けているところに男の美学があるのですが、未亡人のいないところ、つまり観客だけにはもっと人間臭さ、はっきり言うと下心的なものを見せてほしかった、、、いや、あったことはあったんですが描写が美しすぎるような、、。恋に苦しむ男の葛藤をもっと見たかったような気がする。
R&Aさん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-03 18:34:39)
その他情報
作品のレビュー数 41件
作品の平均点 7.73点
作品の点数分布
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412.44%
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6614.63%
71024.39%
81126.83%
9614.63%
10614.63%
作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 41.75
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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