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欲望(1966) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 欲望(1966)
製作国英,伊,米
上映時間111分
劇場公開日 1967-06-03
ジャンルドラマ,サスペンス,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
放浪三部作の始まりはロンドンを舞台とする。音楽とファッションとアートを背景にジェフ・ベック、ジミ-・ペイジの在籍時のヤードバーズのライブという貴重映像を盛り込みながら(けしてピルグリムさんと月麻呂さんのお仲間に入れてもらおうとして書いたわけではなく..ってこともなく..笑)、ゴダールのソニマージュにも通じる音楽と映像の融合からなる独特の世界観を作り上げたアントニオーニの真骨頂。あると思っているものが実は無い。幻想や夢や勘違いといったものではなく、存在するもの全てに存在の可能性を問うている。そんなこと言い出したらサスペンスなんて成立しない。しかし、そんなことお構いなしにストーリーを消し、最後には主人公まで消し去る。この映画自体がもともと無かったかのように。衝撃的です。『マトリックス』の原型はコレだった!! ウソですけど。
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-05 16:34:32)(笑:1票)
その他情報
作品のレビュー数 40件
作品の平均点 6.80点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
237.50%
325.00%
425.00%
5410.00%
637.50%
7717.50%
81025.00%
9512.50%
10410.00%
作品の標準偏差 2.28
このレビューの偏差値 50.38
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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