| 作品情報
レビュー情報
ラストシーンは置いておいて、とりあえず前半のお笑いパートが楽しかった。しんのすけ&ひろしの似た者エロ父子のエロ顔と怒り顔のみさえという毎度のパターンが楽しい。おそらく意味もよくわかってないだろう幼稚園年中の我が家の娘も大笑い。たぶん顔が面白いのだ。うちの子たちの反応だけを見れば数あるクレしん映画の中でもトップクラスの笑いを提供してくれている。女の子が大好きな「お姫様」がいるのも好条件。戦場で人が簡単に殺されてゆく様に若干引いたが、ひろしとみさえの脅えきっている様を映すことで必要なシーンなのだと納得。怖さに説得力がある。それでももちろん野原一家は観客の期待に応えて大奮闘。怖さがしっかりと描かれていたからこの予定調和がいつも以上に盛り上がる。そしてラストシーン。こんなん「クレヨンしんちゃん」ちゃうやん。とも思う。うちの小4娘に感想を聞くと「面白かったけど・・・」とその後の言葉が出てこない。その反応を見て思った。「面白かった」で終わる「クレヨンしんちゃん」もいいけど、映画を見て戸惑うということもたまにはいいかなと。
【R&A】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-06-13 15:20:45)(良:1票)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |